ロッキーズ戦で5回4安打2失点に好投し、119日ぶりの白星を手にしたドジャース山本由伸投手（26）は、安堵（あんど）とともに気を引き締めるような表情を見せた。… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）。
ロッキーズ戦で5回4安打2失点に好投し、119日ぶりの白星を手にした ドジャース 山本由伸 投手（26）は、安堵（あんど）とともに気を引き締めるような表情を見せた。10月6日（日本時間同7日）、地区シリーズ2戦目の先発が決定。ロバーツ監督から伝えられ、「しっかり責任持って投げたい」と心境を語った。メジャー1年目で初のポストシーズン（PS）先発。「とにかく負けられない試合だと思うので、全力を尽くして、勝つことだけを考えて投げていけたらなと思います」と意気込んだ。
山あり谷ありのシーズンだった。6月中旬に右肩腱板（けんばん）の炎症で離脱。地道なリハビリを続け、9月10日に復帰した。「うまくできなかったこともたくさんありましたけど、ドジャースの皆さんにいろんなサポートをしてもらいながら、優しく声かけてもらいながら、なんとか1年できたかなと思います」と感謝。「ケガするとその分得られることもたくさんあって。リハビリの期間もなんとかいい期間にできた」と、成長への糧にした。 ここ数日は体調不良だったが、最終登板で5回を投げ切った。復帰4戦目で勝ち星を手にし、「いい力感っていうのをすごくつかめたといいますか、いい感覚で投げられた。4試合どの登板も意味があった」。照準にしてきたPSでの登板へ、手応えを口にした。
1年目で7勝2敗、防御率3・00の好成績。「離脱していた期間がすごく長かったので、良かったシーズンとは言えないですけど、個人的にはたくさんいい経験ができましたし、優勝を経験させていただいて、10月も野球できるので、すごく感謝してプレーしたいと思います」。大谷とともにワールドシリーズ制覇を目指し、万全で臨む。
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