ドジャース・山本由伸投手(25)が1日(日本時間2日)、敵地Dバックス戦に中5日で先発。6回5安打無失点5Kの好投で2戦連続の3勝目を挙げた。4回にはメジャー移籍後最速の97・2マイル(約156・4
キロ)も計測し、19日(同20日)の本拠地メッツ戦の4回から続く連続無失点は15イニングとなった。背番号「18」の3人が躍動した。まずは、タイガーズ・前田健太が本拠地カージナルス戦で6回4安打1失点の好投。元巨人・マイコラスとの投げ合いを制して今季&移籍後初勝利を挙げると、続いてカブス・今永昇太が敵地メッツ戦で7回3安打無失点。ルーキーながら開幕から無傷の5勝目。最高の流れでバトンが回ってくる中、山本が期待に応えた。
この日は第1球を投げる前にピッチクロック違反を取られ、まさかの1ボールスタート。マッカーシーを四球で歩かせたが、2番・グリエルを遊ゴロ併殺に仕留め、2死二塁からは前日サヨナラ弾を含む2本塁打の4番・ウォーカーを一飛に打ち取り、大谷翔平投手(29)が今季初の欠場となる中で波に乗った。 打線に一挙5点の援護をもらった2回以降、3回以外は毎回1安打ずつされたが、6回2死一、二塁では79・4マイル(約128キロ)のカーブでE・スアレスを三ゴロ。ピンチでも落ち着き払った投球だった。これで前回25日(同26日)の敵地ナショナルズ戦に続き、2試合連続で三塁すら踏ませず、クオリティースタート(6回以上自責3以下)は3登板連続となった。
強打の正捕手・スミスではなく、2試合連続でバーンズとのバッテリー。34歳のメキシコ代表捕手は通算210勝のカーショーの専属捕手としても知られ、特にフレーミング技術が一級品だ。バーンズと組んだ試合は全てビジターで3戦3勝、17イニング連続無失点となり「敵地×バーンズ×由伸」という鉄板の組み合わせは“砂漠地帯”のアリゾナでも健在だった。 7試合を投げ終え、3勝1敗、防御率2・91。春先のオープン戦から打ち込まれ、デビュー戦となった3月21日の開幕2戦目、パドレス戦(韓国・ソウル)では1回5失点KO。防御率45・00でスタートしたが、最近6試合に限れば計33回で自責6の防御率1・64とNPB史上初の3年連続MVP&沢村賞を獲得したオリックス時代のような輝きが戻ってきた。▽00年8月18日 野茂英雄(タイガース)、大家友和(Rソックス)、※長谷川滋利(エンゼルス)▽23年5月30日 千賀滉大(メッツ)、菊池雄星(ブルージェイズ)、※藤浪晋太郎(アスレチックス)
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