歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」の合同取材会が、本日11月14日に福岡県内で行われた。
(当時は七代目市川染五郎)主演で初演された作品。作中では、ウィリアム・シェイクスピア「リチャード三世」「マクベス」と、源頼光とその家臣・四天王が大江山に住む鬼神・酒呑童子を退治する「酒呑童子伝説」の世界を融合させた物語が展開する。今回は同作が、“歌舞伎の新たなるステージ”を目指す企画・歌舞伎NEXTの第2弾として11・12月に東京・新橋演舞場、来年2月に福岡・博多座で上演され、幸四郎とと同様に、そろって黒と赤を基調にした衣裳で登場。赤い髪の幸四郎は「SLAM...
幸四郎さんは、『朧の森に棲む鬼』の宣伝の際、いつもすごいファッションなので、ある程度は対応できるようにこちらも用意はしているのですが、いつも想定を超えてくるんですよね(笑)。この取材会の前に、テレビの生放送に出演していたのですが、その収録のときよりも(髪色に)赤みが増していますし……」と、幸四郎の髪色を眺めた。2人は、11月末に始まる新橋演舞場公演に向けた稽古の合間を縫って、福岡を訪れた。稽古で、約17年ぶりにライを演じた幸四郎は「“思い出す”というより、新しいものを作っている感覚がありますね。歌舞伎NEXTとしての上演ではありますが、重要なのは、ただ歌舞伎の手法を使うことではなく、使ったことでどれだけ効果的になるか。初演と比べて、ということはあまり考えていませんが、ただ17年前よりもはるかに面白いものを作っているという気持ちでやっています」と真摯に述べた。今回、初役でライを演じる松也は「新感線で初めて主演をさせていただいた『メタルマクベス』disc2の主人公の役作りは、幸四郎さんのライを参考にさせていただいていたぐらい、『朧の森に棲む鬼』は僕にとっての憧れで、何度も観てきた作品。だか
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