第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の南北海道・小樽地区、北北海道・旭川、十勝地区の組み合わせ抽選会が12日、行われた。初の南大会準優勝から1… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の南北海道・小樽地区、北北海道・旭川、十勝地区の組み合わせ抽選会が12日、行われた。初の南大会準優勝から10年となる 小樽潮陵 は、26日の1回戦で、小樽明峰と戦う。初戦を突破すれば、次戦の相手は北照-小樽桜陽の勝者。 上林遼真 投手(1年)にとっては、父弘樹さんが監督を務める北照との対決が見えてくる。組み合わせが決まった。 小樽潮陵 は初戦を勝ち上がると、北照との3季連続の対戦になる可能性も高い。右腕エースで主将の伊藤来晟(らいせい)投手(3年)は「北照には秋と春に連続で負けた。1回戦で勢いをつけて次も勝ちたい」と語った。
北照・上林監督の長男・上林遼真が、強豪打倒の大きな戦力になる。小学生のころから、自宅前での素振りやシャドーピッチングで、父からアドバイスをもらってきた。高校入学後、野球について話すことは減ったが、ライバルの指揮官を知り尽くす。春季地区3回戦の初対戦は2回4失点と打ち込まれた。「春は見事にやられましたが、次は3年生とプレーできる最後の夏。一緒に甲子園」と父への逆襲を誓う。 エースの伊藤、ルーキー上林に加え、自動運転車の開発を夢見る浜野翔、昨夏までバレーボール部のセッターだった田中竣、「関西の大学で漫才の相方を見つけたい」という福嶋拓人(いずれも3年)と投手陣は豊富。19年秋に岩内を率い全道出場した経験のある成田貴仁監督(43)も就任2年目を迎え、臨戦態勢は十分に整った。
今年は創部121年目。1920年(大9)の第1回北海道大会の開幕戦が、北海中(現北海)と、小樽潮陵の前身・小樽中だった。14年夏は、初めて南大会決勝まで駆け上がった。今の3年生8人が抜けると、新チームは7人と厳しい状況は続くが、伊藤主将は「何年も野球部でつないできてくれたものを、後の世代につなげたい。僕たちが甲子園に出れば、迷っている生徒が入部してくれる」。歴史を前進させるため、港町の王者にリベンジする。【中島洋尚】
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