MF南創太(日章学園/3年)にとって、思い描いていた代表デビュー戦ではなかったかもしれない。8月22日に開幕したSBSカップ国際ユース大会に参戦しているU-18日本代表は...
8月22日に開幕したSBSカップ国際ユース大会に参戦しているU-18日本代表は、草薙陸上競技場でU-18韓国代表と対戦し、スコアレスドローに終わった。試合は同日の第2試合目だったが、雷雨の影響で第1試合が2時間中断。そのため、試合時間も40分ハーフから30分ハーフに変更された。
初めて世代別代表のメンバーに選出された南は、4−4−2の右サイドハーフでスタメン出場。しかし、ぬかるんだピッチの上で持ち前のドリブルと精度の高い左足のキックを思うように発揮できず、46分に交代となった。 代表入りの可能性が伝えられたのは、インターハイが行なわれていた7月下旬。入学当初は代表と全くの無縁で、チームメイトで昨秋のU-17ワールドカップで活躍したFW高岡伶颯(3年/サウサンプトン入団内定)の背中を追う立場だった。代表合流前には高岡とも言葉を交わし、「(U-19日本代表が参戦する)アジアカップ予選や本大会に一緒に行こう」と約束をしていたという。U-18日本代表の船越優蔵監督は一学年上のU-19日本代表の指揮官でもあり、アピール次第では個人昇格も不可能ではない。今回のメンバー構成を見ても新たな選手の発掘が目的のひとつであり、船越監督も「SBSカップでの目標は優勝すること。そして、もうひとつがU-19代表への個人昇格。彼らにはその二本柱を提示しました。そのなかで僕らスタッフはU-19代表のスタッフでもあるので、プロの基準で選手を見る。そこに乗っかってもらって、一緒にU-20ワールドカップに行こうという話はさせてもらった」と明かす。「プレーは目立っていなかった。自分らしさを出したかったけど、仕掛けるプレーよりも、サイドバックのオーバーラップを使う場面が多くなり、良さが出せずに安全に行
その理由についても分析。「ピッチ状況が悪いことを言い訳にしては上にいけない。そのなかで代表戦は寄せも早いし、高校サッカーとは頭の回転もちょっと上げないといけなかった。タッチも大きくなってしまえば、ボールを取られてしまう。であれば、失わずに味方を使っていこうという意識が強くなった」と唇を噛んだ。
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