仙台市の繁華街、国分町で居酒屋を経営する百武稔さんは「今回要請された終了時間の午後9時は、ちょうど1回転目のお客さんが帰る直前の時間帯で、2回転目のお客さんのために料理をする時間がほとんどない。このため25日からはさらに1時間繰り上げて午後8時までとし、1回転目の客だけの営業に切り替えざるをえないと考えている。すでに売り上げは例年の3分の1になっていて経営が厳しく先行きが不安だ」と話していました。
また、国分町でバーを経営する庄司洋子さんは「時短の要請は予想していた。今回も応じるが、営業の終了が午後9時までと短くなるのでお客さんの希望があれば開始時間をこれまでより3時間以上早い午後4時からにして対応していきたい。店はこれまで2次会以降の客がメインだったが、鍋などを出前でとって1次会も楽しめるような営業の工夫をしてきたい」と話していました。加藤官房長官は午後の記者会見で「仙台市を中心に感染が拡大しているものと承知している。西村経済再生担当大臣と村井知事が連絡を取るなど状況の把握や認識の共有化を図っており、政府として県の対策の効果や今後の感染状況などをよく見極めて、連携しながら対応に努めていきたい」と述べました。西村経済再生担当大臣は、記者会見で「強い警戒感を持って見ており、村井知事ともかなり頻繁に連絡を取り合っている。病床はひっ迫している状況ではないが、保健所がひっ迫し遅れて病床も埋まってくるので連携を取りながら対応したい」と述べました。一方、西村大臣は「まん延防止等重点措置」の適用について「営業時間短縮の効果もよく見極めていきたいが、効果が出るのは10日から2週間かかる。その間、
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