grade eterna-YouTubeアメリカで開催された国際的なCG学会・展示会「SIGGRAPH(シーグラフ)」にて、3D空間の新たな描画手法「3Dガウス・スプラッティング」が研究発表された。3...
いずれも撮影者は全天球カメラのInsta360 ONE RS 1インチ 360度版を用い、現場の領域を歩き回りながら撮影して多方向からの映像データを収集。これを3Dガウス・スプラッティングのパイプラインに読み込ませたという。ドローン映像からスタジアムを丸ごと再現
ドローンによる空撮映像を使えば、建物を丸ごと再現することも可能だ。3D技術を検証するYouTubeチャンネルの「Bad Decisions Studio」は、空撮データを使い、巨大なスタジアムの外観を丸ごと再現した。細く突き出る支柱も難なく再現されており、周囲をとりまく無数のほかの建物も、一定範囲内であれば破綻なく表現されている。2人はさらに、複数の別のシーンに挑戦している。水辺の遊歩道を再現する実験では、600fpsを越える描画速度を達成。また、かなり暗い夜間の街頭のシーンも問題なくシーンの再現に成功している。現実世界で撮影された映像データを解析し、はじめにポイント・クラウドと呼ばれるデータを生成する。プログラムは、物体のフチなど特徴的なポイントを画像から検出し、3D空間内のどの位置に、どの色のポイントが確認されたかを収集する。
次にこうしたポイント情報から、ガウスと呼ばれる情報を得る。ガウスとは、楕円形をした色情報だ。1つ1つのガウスが、「どの位置にあるか(X, Y, Z)」「何色か(R, G, B)」「どのくらい透明か(A)」「楕円がどの向きにどれくらい引き伸ばされているか(3X3マトリクス)」を示す各データをもっている。特定の位置にカメラが移動すると、ガウスを元に画面を再描画。カメラとの距離順に画面内のガウスを並べ直し、画面内をガウスの色と透明度で順に塗っていくようなイメージとなる。こうして、描画コストを最小限に抑えながら、元の風景を高品位で視覚的に再現する。
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