宇宙で地産地消を目指す ユーグレナが宇宙食3.0ラーメンを開発へ
微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)やクロレラを大量培養してサステナブルな食品を開発販売するユーグレナは、宇宙での長期滞在に備えた「宇宙食3.0」に該当するインスタントラーメンの開発に乗り出しました。現在、その試作品を開発するためのクラウドファンディングを実施しています。返礼品として、これまでに開発されたカップラーメンの試作品がもらえます。
今の宇宙食は、地上で調理したものを宇宙に運んで食べる「宇宙食1.0」と呼ばれています。地球から食材を持って行き宇宙で調理して食べるのが「宇宙食2.0」、さらに宇宙で食材を育てるところから始めるのが「宇宙食3.0」、つまり宇宙の地産地消です。限られた資源を閉鎖空間で消費するのですから、当然、サステナブルでなければならず、しかも栄養バランスも高いレベルで保たれなければなりません。さらに、食事は過酷な宇宙空間で英気を養う大切な機会になると思うと、おいしくなければ困ります。 そこでユーグレナは、日本人のソウルフードともいえるラーメンに着目しました。そして、ニュータッチシリーズを製造するヤマダイに協力を仰ぎ、1年半をかけて、宇宙食3.0を想定したサステナブルで栄養豊富なインスタントラーメンのための次の4つの食材を特定しました。麺は「カムット小麦」。肥料や農薬がなくても育つ生命力の強い小麦の一種で、粒が通常の小麦の2倍あり、ビタミン、ミネラル、タンパク質を豊富に含みます。
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