2月6日は、女性器切除（FGM）の慣習を終わらせる取り組みを強化・推進するために国連が定めた「国際女性器切除根絶の日」だ。女性器切除とは、医…… → 女性器切除の根絶に向け、国連が男性の積極的関与を呼びかけ ＃ForbesJAPAN
2月6日は、女性器切除（FGM）の慣習を終わらせる取り組みを強化・推進するために国連が定めた「国際女性器切除根絶の日」だ。女性器切除とは、医療以外の理由で女性器に手を加えたり、傷つけたりするすべての行為を指す。FGMは、生涯にわたって女性と少女に身体的・心理的影響をもたらす深刻な人権侵害である。
FGMは主にアフリカと中東の30カ国で行われているが、アジアやラテンアメリカの一部の国でもみられる。また、西欧、北米、オーストラリア、ニュージーランドに暮らす移民のあいだにも根強く残っている世界共通の問題だ。によると、「教育、対話、合意形成を通じたコミュニティ主導の取り組みの結果、3万4659のコミュニティに属する4500万人超の人々が、（FGMの）放棄を公式に宣言した」という。「さらに、コミュニティベースの監視体制が確立されたおかげで、53万2158人の少女に対するこの処置の実施を防ぐことができた」と報告されている。
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