「カリフォルニア超特急」のレジェンドOBと同じルートを進むのでしょうか。エンゼルス大谷翔平投手(29)のメジャー6年目が終了しました。契約延長がまとまらなけれ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
◆福島良一(ふくしま・よしかず)千葉県出身。小学6年で日米野球を初観戦し魅了されて以来、大リーグ研究に没頭。高校2年夏の73年、24回連続出場したウィリー・メイズ(ジャイアンツ)最後のオールスター観戦を皮切りに、コロナ禍だった2020年を除いて毎年のように渡米。80年にカップ麺のCM撮影で来日したピート・ローズに、持参するのを忘れたフィリーズ帽子を貸し、感謝されたことが自慢。「カリフォルニア超特急」のレジェンドOBと同じルートを進むのでしょうか。エンゼルス大谷翔平投手(29)のメジャー6年目が終了しました。契約延長がまとまらなければ、ワールドシリーズ終了後にFAとなり、移籍が現実味を帯びてきます。 エンゼルスでの6年間を振り返ると、投打の二刀流として大活躍し、数々の歴史的な大記録や偉業を成し遂げました。また、エンゼルスの球団史においても偉大な功績を残しました。特筆すべきは、球団を代表するスターの1人で、大リーグ史上最高の速球投手でもある、通算324勝の殿堂右腕ノーラン・ライアンを超えたことです。 ライアンは大リーグ27年のキャリアで歴代1位の通算5714奪三振、史上最多7度のノーヒットノーランを達成。背番号はエンゼルス(30番)、アストロズ、レンジャーズ(ともに34番)と3つの球団で永久欠番になりました。 特に、1972~79年のエンゼルス時代が絶頂期でした。メッツから移籍した72年から3年連続、計4度もノーヒッターを達成。73年にはメジャー史上最多の年間383三振を奪いました。74年には人類初の時速100マイル(約161キロ)の壁を突破するなど、自慢の剛速球から「ライアン・エクスプレス」として一世を風靡(ふうび)。日本では「カリフォルニア超特急」の愛称で親しまれました。 ライアンはエンゼルス在籍8年間で7度も奪三振王のタイトルを獲得。メジャー史上最速の剛速球で驚異の奪三振率を誇り、73年の10・57を筆頭に、毎年のようにリーグトップの奪三振率をマークしました。当然のように、球団記録でも上位を独占しました。 ところが、伝説の速球王を大谷が超えたのです。初めて規定投球回をクリアした昨年の奪三振率11・87は、73年のライアンの球団記録を49年ぶりに更新。21年ア・リーグMVPに輝いた同10・77、今季の同11・39も、ともに規定に約30イニング届かず参考記録ながら、73年のライアンを上回るものでした。エンゼルス在籍時の通算奪三振率でも、ライアンの9・97に対し、大谷は11・36。「ライアン超え」には驚きました。 ライアンはまだスピードガンもなかった時代に、科学者が立ち合いのもと、レーザー光線で球速を計測しました。最速記録は100・9マイル(約162・3キロ)で当時、ギネスブックにも載りました。大谷は昨年9月、メジャー移籍後では自己最速の101・4マイル(約163・1キロ)を計測。自己最速でもライアンを超えたことになります。 メジャーもライアンの時代と比べれば、2000年以降は奪三振率が一気に上がりました。歴代1位は短縮シーズンの2020年シェーン・ビーバー(インディアンス、現ガーディアンズ)が記録した14・20で、22年大谷の11・87でも32位です。シーズン歴代50傑のうち20世紀に記録されたのは、ライアンの1度を含めのべ7人だけです。ライアンは79年オフにFAとなってチームを去り、出身地のテキサス州ヒューストンに本拠を置くアストロズに移籍。当時としては破格のメジャー史上最高となる4年総額450万ドル(約6億5300万円)で契約。メジャー史上初の年俸100万ドル(約1億4500万円)プレーヤー誕生でも話題になりました。 このオフ、大谷は米4大プロスポーツ史上初となる総額5億ドル(約725億円)超えの大型契約になるとの予測もあります。大谷もライアンと同じ道を歩むのでしょうか。契約規模では、ライアンのサインから44年で100倍超という時代が到来しそうです。【大リーグ研究家・福島良一】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「福島良一の大リーグIt's showtime!」).
◆福島良一(ふくしま・よしかず)千葉県出身。小学6年で日米野球を初観戦し魅了されて以来、大リーグ研究に没頭。高校2年夏の73年、24回連続出場したウィリー・メイズ(ジャイアンツ)最後のオールスター観戦を皮切りに、コロナ禍だった2020年を除いて毎年のように渡米。80年にカップ麺のCM撮影で来日したピート・ローズに、持参するのを忘れたフィリーズ帽子を貸し、感謝されたことが自慢。「カリフォルニア超特急」のレジェンドOBと同じルートを進むのでしょうか。エンゼルス大谷翔平投手(29)のメジャー6年目が終了しました。契約延長がまとまらなければ、ワールドシリーズ終了後にFAとなり、移籍が現実味を帯びてきます。 エンゼルスでの6年間を振り返ると、投打の二刀流として大活躍し、数々の歴史的な大記録や偉業を成し遂げました。また、エンゼルスの球団史においても偉大な功績を残しました。特筆すべきは、球団を代表するスターの1人で、大リーグ史上最高の速球投手でもある、通算324勝の殿堂右腕ノーラン・ライアンを超えたことです。 ライアンは大リーグ27年のキャリアで歴代1位の通算5714奪三振、史上最多7度のノーヒットノーランを達成。背番号はエンゼルス(30番)、アストロズ、レンジャーズ(ともに34番)と3つの球団で永久欠番になりました。 特に、1972~79年のエンゼルス時代が絶頂期でした。メッツから移籍した72年から3年連続、計4度もノーヒッターを達成。73年にはメジャー史上最多の年間383三振を奪いました。74年には人類初の時速100マイル(約161キロ)の壁を突破するなど、自慢の剛速球から「ライアン・エクスプレス」として一世を風靡(ふうび)。日本では「カリフォルニア超特急」の愛称で親しまれました。 ライアンはエンゼルス在籍8年間で7度も奪三振王のタイトルを獲得。メジャー史上最速の剛速球で驚異の奪三振率を誇り、73年の10・57を筆頭に、毎年のようにリーグトップの奪三振率をマークしました。当然のように、球団記録でも上位を独占しました。 ところが、伝説の速球王を大谷が超えたのです。初めて規定投球回をクリアした昨年の奪三振率11・87は、73年のライアンの球団記録を49年ぶりに更新。21年ア・リーグMVPに輝いた同10・77、今季の同11・39も、ともに規定に約30イニング届かず参考記録ながら、73年のライアンを上回るものでした。エンゼルス在籍時の通算奪三振率でも、ライアンの9・97に対し、大谷は11・36。「ライアン超え」には驚きました。 ライアンはまだスピードガンもなかった時代に、科学者が立ち合いのもと、レーザー光線で球速を計測しました。最速記録は100・9マイル(約162・3キロ)で当時、ギネスブックにも載りました。大谷は昨年9月、メジャー移籍後では自己最速の101・4マイル(約163・1キロ)を計測。自己最速でもライアンを超えたことになります。 メジャーもライアンの時代と比べれば、2000年以降は奪三振率が一気に上がりました。歴代1位は短縮シーズンの2020年シェーン・ビーバー(インディアンス、現ガーディアンズ)が記録した14・20で、22年大谷の11・87でも32位です。シーズン歴代50傑のうち20世紀に記録されたのは、ライアンの1度を含めのべ7人だけです。ライアンは79年オフにFAとなってチームを去り、出身地のテキサス州ヒューストンに本拠を置くアストロズに移籍。当時としては破格のメジャー史上最高となる4年総額450万ドル(約6億5300万円)で契約。メジャー史上初の年俸100万ドル(約1億4500万円)プレーヤー誕生でも話題になりました。 このオフ、大谷は米4大プロスポーツ史上初となる総額5億ドル(約725億円)超えの大型契約になるとの予測もあります。大谷もライアンと同じ道を歩むのでしょうか。契約規模では、ライアンのサインから44年で100倍超という時代が到来しそうです。【大リーグ研究家・福島良一】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「福島良一の大リーグIt's showtime!」)
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