エンゼルスの大谷翔平投手（29）は23日（日本時間24日）、レッズとのダブルヘッダーの第1戦で「2番・投手兼DH」
大谷はレッズ戦ではこれが初登板。レッズのベル監督は「（大谷の存在は）このゲームにとっていいこと。今日、対戦する私たちは勝利に集中しなければならないが、ファンにとっては素晴らしい選手だ」と“二刀流”で大活躍する大谷を絶賛した。
大谷は右腕の疲労で先発を一度回避しており、中13日での登板。それでもベル監督は「彼がベストの力を出してくることを予期している」と述べ、「誰が相手でも自信は持っているが、彼は優れた投手だからチャレンジになることは理解している。最高の力を発揮しなければいけない」と警戒した。 今季限りでFAとなる大谷がレッズにフィットするかと地元メディアに問われると、「このチーム、オーガニゼーションがどうとかではなく、彼はどんなチームでも大いに助けられる選手だ」と話し、「生でプレーを観たのはこれが初めてだが、何度もテレビで見てきた。本当に驚異的で、あれほどの能力を理解するのは難しい。今日は投手を務め、DHとしても出場するのかもしれない。あんな選手を見たことがないよ」とほとんど呆れたような笑顔を浮かべながら称賛の言葉を繰り返した。（アナハイム 杉浦大介・通信員）
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