フジサンケイクラシック最終日(1日、山梨県富士桜CC=7424ヤード、パー70)悪天候が予想されたため36ホールの短縮競技となり、第2ラウンド(R)までトップの平田憲聖(23...
フジサンケイクラシック最終日(1日、山梨県富士桜CC=7424ヤード、パー70)悪天候が予想されたため36ホールの短縮競技となり、第2ラウンド(R)までトップの平田憲聖(23)=ELECOM=が通算9アンダーで優勝した。今季2勝目で通算4勝目。残りホールを消化して、69で回ったショーン・ノリス(42)=南アフリカ=が通算7アンダーで2位。さらに1打差の3位が、66で回った細野勇作(21)=三共グループ=だった。規定により加算賞金額は当初の50%で1100万円を獲得。前日に第2Rを完了させた平田は、暫定2位で5ホールを残していた細野に2打差をつけるなどリードを保った状態で最終日を迎えた。第3Rは正午以降のスタートを想定。9時に目覚ましをかけていたが、実際の起床は早朝6時。ホテルの窓から空模様を眺め、落ち着かずに携帯でYouTubeなどを見て過ごした。「朝起きた時から結構ドキドキしていた。今まで3回優勝しましたが、1番緊張した朝だった」。36ホール短縮が決まり、8時過ぎには会場入り。球は打たずにウォーミングアップなどを済ませた中、吉報が入った。選手や関係者からは恒例のウォーターシャワー。「
「家を出ればすぐ雨が降ったり」と語る、自称「雨男」。台風10号の影響を大きく受けた今大会だったが、5打差の3位から出た前日の第2Rだけは晴天だった。今季全13試合に出場して、ただ一人の予選通過率100%。粘り強さが武器と言えるだけに「むしろ雨が降ってくれた方がいいなと思いながら朝はスタートした。雨が降ると難しい状況になる。自分の強みを活かせられるかなと思った」と語ったが、晴れでも快調に7バーディー(ボギーなし)を奪って63をマーク。後半の9番(パー4)で8メートルを沈めたバーディーが事実上のウイニングパットになった。 中島啓太、蟬川泰果らと同じ2000年度生まれ。賞金ランクは7位から4位に浮上した。初の賞金王も見えてきたが、いつもの冷静な表情は変わらない。「シーズンを戦う中で賞金王は魅力的。でも賞金王を目指して残りの試合を戦うのではなく、毎週毎週を本当にいつも通り、これからもまだ頑張りたいという気持ちが強い。優勝してもそれは変わりません」。静かな強さを胸に、シーズン後半戦を突き進む。
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