大けがした女児「プップ、ドンするよ!」残る事故の恐怖感…園児死傷2年 社会
事故現場には、朝から市民らが立ち寄った。大津市の主婦(44)は「事故がなければ、(亡くなった)子どもたちは成長して色々な経験ができたのにと思うと、同じ子を持つ親として悲しい。ドライバーには、この事故を自分のこととして考えて運転してほしい」と話した。 事故発生直後に現場を通りかかったという大津市の男性(77)は「大人が助けに入り、警察も来て騒然としていた。2年が過ぎたが、あの光景が忘れられない」。ジュースを供えた京都市伏見区の会社員女性(48)は「子どもたちには何の罪もない。ドライバーはもっと気をつけて運転してほしい」と語った。当時2歳の男児を亡くした親は「今でも悪い夢をずっと見ていて、目が覚めたら息子が元気に走り回っていて、『なんやー夢かー』『夢でよかったー』ってなるような不思議な気持ちのままここにいます。でも2年たっても目が覚めません。現実だからです。寂しいです。悲しいです。つらいです」と胸の内を明かした。 男児には、姉と一緒に水泳教室に通う希望があり、「普通に成長していれば、いろんなことをやらせてあげられたはずですが、今となってはそれがかなわないことが悔しいです」。今も誕生日やクリスマスにはプレゼントを買っているという。「息子の持ち物で捨てたものはありません。私たちの中では息子はまだ生きています」とつづった。やはり大けがをした女児(5)の両親は「駐車場などで手をつながないと、(娘は)『プップ(車)、ドンするよ!』と言います」と、幼い子の胸に事故の恐怖感が残ることに心を痛める。「事故がもたらす被害について、まだまだ世のドライバーは無知だと感じます。運転手の誰もが加害者になり得る。ハンドルを握るその手が、大切な人を抱きしめるための手であってほしい」と願っていた。.




