9日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円43銭の円安・ドル高の1ドル=147円27〜29銭で推移している。米雇用情勢の改善を受けて米景気減速への懸念が和らいだ。8日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。8日発表の週間の米新規失業保険申請件数が前の週から減少し、市場予想も下回った。7月の米雇用統計をきっかけに高まっ
9日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円43銭の円安・ドル高の1ドル=147円27〜29銭で推移している。米雇用情勢の改善を受けて米景気減速への懸念が和らいだ。8日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。
8日発表の週間の米新規失業保険申請件数が前の週から減少し、市場予想も下回った。7月の米雇用統計をきっかけに高まった米労働市場悪化に対する警戒感が緩和した。8日に米長期金利は一時節目の4%を超え、大きく開いた日米の金利差に着目した円売り・ドル買いが活発化した。9日の日経平均株価が上昇し、投資家心理が改善したことも円売りを促した。 もっとも円の下値は堅かった。日本の3連休を控える中、足元で大きく円安が進行していたこともあり持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りも入った。日本時間9日夕の取引で米長期金利の上昇が一服したのも円相場を下支えした。 円は対ユーロでも反落。17時時点では同1円31銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=160円86〜89銭で推移している。ユーロは対ドルで反落。17時時点は同0.0017ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0922ドル近辺で推移している。
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