国立近現代建築資料館「建築家・堀口捨己の探求 モダニズム・利休・庭園・和歌」開催のご案内 文化庁のプレスリリース
https://nama.bunka.go.jp文化庁国立近現代建築資料館は、平成24年の開館以来、我が国の近現代を築いてきた著名建築家とその建築に関する数多くの資料を収集し、展覧会やデジタルアーカイブを通じて順次公開してまいりました。昨年、開館から10周年を迎え、収蔵点数も20万点を超えました。著名建築家が関わってきた建築は、空港や官公庁など我が国における社会基盤となっているものも少なくなく、その関連資料が有する情報は、社会基盤の設計図であったり、いわば我が国社会の“安全保障”に関わるとすら言えるものです。資料館としましては、こうした情報を収集・保管するミッションの重要性としっかり向き合い、取組をさらに強化していきます。
さて、かねてから我が国の建築領域は、歴史的に美しさと、安心安全の観点から耐久性を兼ね備えている点で世界的に評価が高く、文化庁ではそれらを未来に継承されるべき重要な文化要素(建築文化)と捉えています。今後は資料館から世界に広く発信する取組を強化し、さらに、アーカイブ、展示、発信にとどまらず、幅広く建築文化に関連する団体との連携を強化し、多様な取組の場としての充実を目指すこととしています。さて、ではその「ほりぐち・すてみ」とは、どのような建築家なのでしょうか。堀口は、大学卒業と同時に「分離派建築会」という日本初の本格的な近代建築運動を始めた建築家として知られている人です。分離派とは不思議な名前ですが、それは、自分たちは、それまでの建築、つまり明治以降、近代化と称して建てられてきた西洋の古典様式をまとった建築とは一線を画し(分離し)新しい建築を目指す、という宣言でした。そして堀口は、当時ヨーロッパで芽吹いてきた近代建築の流れをいち早く取り入れようとしたのです。近代建築の巨匠として広く知られるル・コルビュジエが本格的に活動を始めるのとほぼ同時期であり、日本における堀口の存在は、近代建築の世界同
本展は、これまで、いくつかに分かれて収蔵されていた堀口の資料が、一括して国立近現代建築資料館に収蔵されたことで初めて可能となった堀口捨己の本格的な回顧展です。ぜひとも当館にお運びいただき、今から100年前に、近代という新しい時代における我が国の建築の進む道を示した堀口の世界をご堪能ください。(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日開館、8月13日、9月17日、9月24日、10月15日休館)
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