吾妻光良 & The Swinging Boppersが1月11日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で単独公演「CLUB QUATTRO presents 吾妻光良 & The Swinging Boppers 45th Anniversary “SPECIAL BANQUET”」を開催した。
吾妻光良 & The Swinging Boppers (アヅマミツヨシアンドスウィンギンバッパーズ) 1979年秋、早稲田大学理工学部の音楽サークル「ロッククライミング」に所属していた吾妻光良(Vo, G)が中心となって結成されたジャンプブルースバンド。メンバーは吾妻、牧裕(B)、岡地曙裕(Dr)、早崎詩生(Piano)、冨田芳正(Tp)、近尚也 、名取茂夫(Tp)、西島泰介(Tb)、山口三平(B.
Sax)、小田島亨(A.Sax)、渡辺康蔵(A.Sax, Vo)、西川文二(T.Sax)の12名。ほとんどのメンバーが仕事と併行しながら音楽活動を続けている。1983年に1stアルバム「Swing Back with the Swinging Boppers」を発表。以降マイペースながらも8枚のアルバムを発表している。2024年11月にニューアルバム「Sustainable Banquet」をリリースした。開演に先がけて、渡辺康蔵(A.Sax, Vo)による影アナが流れる。和やかな雰囲気の中、バンマスである吾妻光良(Vo, G)以外のメンバーが次々とステージに登場。各自が持ち場に着きチューニングを終えると、ライブはいつものようにインストナンバー「THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE」で幕を開けた。ゴージャスなビッグバンドのサウンドに場内の雰囲気が一気に華やぐ。楽曲の終盤で挨拶代わりにメンバーがソロ回しをすると、照明が客席を照らし、1階席の後方から吾妻が登場。盛大な喝采を浴び、吾妻はギターを弾きながら客席からステージへと歩を進めていく。ステージに到着した吾妻のカウントを合図にバンドは「最後まで楽しもう」の演奏をスタート。続けて、1988年発表の2ndアルバム「HEPCATS JUMP AGAIN」収録の「極楽パパ」を披露すると、吾妻は多くの新規ファンを含む客席に向けて感謝の気持ちを述べつつ、「楽屋は特養的なムードでした(笑)」とベテランバンドならではのジョークを放って笑いを誘う。次曲「正月はワンダフル・タイム」は、神社への参拝を模して観客が曲中にパンパンと拍手(かしわで)を打つことが恒例となっている。演奏前の練習で、観客たちによる息の合った拍手が響きわたると、吾妻は「アポロシアターもクリビツテンギョ!」と、LINE CUBE SHIBUYAをブラックミュージックの殿堂になぞらえて喜びの表情を見せた。 自らの泥酔エピソードを元にした「大人はワイン二本まで」をユーモアたっぷりに歌唱した吾妻は、「このタイミングでいいんだよな……?」とメンバーに段取りを確認しつつ、この日最初のゲストとして藤井康一を呼び込む。ド派手なスーツに身を包んで登場した藤井は、バッパーズのムーディな演奏に乗せて、エディ・“クリーンヘッド”・ヴィンソンの「CHERRY RED BLUES」を熱唱。曲中ではサックスで力強いブロウを響かせた。2人目のゲスト、Leyonaはナット・キング・コール「L-O-V-E」の日本語バージョンを凛とした歌声で披露して観客を魅了。Leyonaを送り出した吾妻は「一気にステージが寂しくなってしまった(笑)」と苦笑いしつつも、「小学校のあの娘」「俺の家は会社」の2曲を軽快に歌い上げて第1部の幕を下ろした。 休憩を挟み、第2部は「やっぱり肉を食おう」でスタート。バッパーズは迫力満点のハイカロリーなサウンドで観客を盛り上げると、次曲「昼寝のラプソディ」では一転、午後のまどろみを彷彿とさせるようなレイジーなサウンドでチルアウトさせる。ロマンチックな「OLD FASHIONED LOVE」を経て再びゲストコーナーへ。3人目のゲスト、松竹谷清は「You Brought a New Kind of Love~知らぬ間に心さわぐ~」を歌唱。彼の持ち味である温かみのあるハイトーンボイスが会場いっぱいに広がった。続けて登場した福嶋“タンメン”岩雄は、ニーナ・シモンやエリック・クラプトンもカバーしたブルース「Nobody Knows You When You're Down And Out」を渋みの効いたボーカルで歌い上げる。最後のゲストEGO-WRAPPIN'が参加したのはジャズスタンダードとして知られる「Misty」。このナンバーは彼らの主催ライブ「Midnight Dejavu」にバッパーズが参加した際の打ち上げの席で、即興セッションをして盛り上がった思い出深い楽曲なのだという。敬愛してやまないバッパーズとの共演に森雅樹(G)は楽しそうにギターを奏で、中納は伸びやかな歌声でステージに華を添えた。ライブは「150~300」で佳境に突入。演奏が進むにつれて場内の空気がヒートアップしていき、サビの「俺の血圧 150~300」という吾妻のシャウトでピークに達した。「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」を晴れやかに届けたバッパーズは、なじみのある高円寺のライブハウスJIROKICHIの開店35周年を祝して2009年に作ったという「誕生日には俺を呼べ」を本編最後に届けてステージをあとにした。盛大なアンコールの拍手に応えてメンバーが再び登場。吾妻は「感無量というのは、こういうことでしょうか」と、しみじみ口にする。傷心の思いを歌ったメロウなラブバラード「ゴミの日来るまで」の演奏が終わると、この日のゲストがステージに勢ぞろいし、ブルースメドレーに合わせてセッションがスタート。賑やかなパフォーマンスに会場も盛り上がりを見せる。最後にバッパーズは、観客たちをそれぞれの“打ち上げ”に送り出すように、「打ち上げで待ってるぜ」を演奏。45周年ワンマンはハッピーなムードの中、大団円を迎えた。
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