女優の吉永小百合(78)が17日、主演映画「こんにちは、母さん」を引っさげて長崎県五島市を訪れ、市内福江文化会館で開催された特別試写会で舞台あいさつを行った。2011年...
2011年に初めて訪れてすっかり島のファンになった吉永は、20年2月、五島列島に自生する椿を活用して地域活性を目指す「五島の椿プロジェクト」のサポーターに就任。そんな縁もあって、04年に福江中央シネマが閉館してから19年間映画館がない市民のために最新作を届けた形だ。
2回に分けて行われた上映会には「本当に楽しみでしょうがなかった」「吉永小百合さんを一目見たくて駆けつけました」などなど気合いの入った2000人を超える市民が集結して大盛況。五島市の野口市太郎市長や「五島の椿プロジェクト」をけん引する松下剛氏も駆けつけた。 そんな中で登壇した吉永は「今の時代を前向きに生きるお母さんです。今回ミシンで足袋を縫うシーンがあるのですが、そのシーンは一生懸命練習したので、ぜひぜひそのシーンは皆さんにしっかり見てほしいと思います」とアピール。息子役を演じた大泉洋(50)について「撮影に入る前に(大泉の)小さい頃の写真を見せて頂いて撮影に臨みました。その写真がかわいらしくて、本当の子供のように感じていました」と振り返った。
その大泉と、メガホンを取った山田洋次監督(92)のビデオメッセージも紹介され、「五島はとても懐かしい場所で、今から47、8年ほど前ですかね、寅さんの撮影で行きました」と山田監督が当時の思い出を語ると、大泉は「この映画には本当に吉永さんの魅力が詰まっています。もちろん僕の魅力も詰まっているわけですけど」とちゃめっ気たっぷりに話し、「小百合さん、五島うどんをたくさん食べてきてください!」とご当地名物にも触れて会場を笑いに包んだ。 観客との交流を深めた吉永は締めのあいさつで「皆さんの胸の中にそれぞれお母さんがいらっしゃると思います。映画を観てご家族のこと、お母さんのことを感じてください」と呼びかけ、「私も映画の仕事を頑張って、次の映画でまた、この場所に戻ってきたいと思います」と再訪を約束。会場は大きな拍手に包まれた。
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