2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。
角材は何回振るっても壊れない代わりに反撃されるリスクが高く、銃は比較的低リスクである代わりに弾数に制限があり、狙いを定める必要もある……という感じで、リスク・リターンがしっかり噛み合っています。しっかり探索すれば弾薬やアイテムがたくさん手に入るという、このジャンルではおなじみのご褒美もあります。が追加されており、腕の立つプレイヤーであれば近接を主体とした戦い方ができます。一方で、序盤に出てくるような単純な攻撃をする敵であれば成功させやすいものの、4本足のマネキンと呼ばれる敵は動きがトリッキーでドッジのタイミングを掴むのは困難。弾数は少ないけど、時には妥協が必要……というリソース管理の楽しさはしっかり味わえます。
本作の魅力的なところは、キャラクターとの出会い方だと感じました。基本的にはジェイムスが妻を探す孤独な旅であり、しょっちゅう遭遇するのは謎のクリーチャーばかり。しかし時折、陰がある雰囲気で包丁を手にしているアンジェラや、死体を見て嘔吐しまくる姿が痛ましいエディーなど、どこか心に問題を抱えているであろう人物たちに出会います。 この人物たちは一見普通の人間ですが、どこか狂気的な面もあり「不気味なサウスヴェイル地区に迷い込んだ仲間」というような親近感はとてもではありませんが湧いてきません。基本は孤独で、時折こうした狂気的なキャラクターに出会うという手法は『Alan Wake』や2024年版『Alone in the Dark』など後年の作品に通ずるものがあります。という部分も特徴。本作序盤ではジェイムスが公衆トイレの鏡で自分を見つめている……という部分から始まりますが、筆者が試遊した範囲ではジェイムスがどういった人間なのか……という深堀りはあまりされていません。プレイヤーはジェイムスを含む多くのキャラクターに対してある種の居心地の悪さを感じながらプレイすることになります。
PS4 PCゲーム E-Sports カルチャー 読者の声 漫画
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
リメイク版『サイレントヒル 2』体験会リポート。アンジェラは原作と顔が似ていないが、演技力で魅力を表現。クリーチャーの亜種や新解釈のエンディングの追加も2024年8月8日に実施された、リメイク版『SILENT HILL 2』(『サイレントヒル 2』)メディア先行体験会でのトークやインタビューの模様をお届け!
続きを読む »
『サイレントヒル 2』リメイク版試遊レビュー。レッドピラミッドシング戦の緊張感も健在。UIオフなど、雰囲気重視のオプション機能にも注目してほしい2024年10月8日発売予定のリメイク版『SILENT HILL 2』(サイレントヒル 2)の先行プレイレビューをお届け!
続きを読む »
原作の雰囲気を残しつつまるで新作! 「サイレントヒル 2」先行プレイレポートコナミデジタルエンタテインメントは10月8日にリリースを予定しているプレイステーション5/PC用サイコロジカルホラー「SILENT HILL 2(サイレントヒル 2)」のメディア向け体験会を開催した。
続きを読む »
『サイレントヒル2』リメイク版開発元CEO、シリーズファンの不安を「言葉ではなく作品で払拭したい」とアピール。まずは実際にプレイしてほしいリメイク版『SILENT HILL 2』開発元Bloober TeamのCEO、Piotr Babieno氏は、作品のクオリティーを不安視する声を把握しつつも、期待を煽らず行動で示したいと述べた。実際のゲームプレイでファンを喜ばせたいとしている。
続きを読む »
リメイク版『SILENT HILL 2』のアクションは、異形の存在と対峙する恐怖と緊張感をこれでもかと感じる。肩越しの3人称視点やしっかり狙いを定める必要があるハンドガンなど、リメイクの進化を踏まえて再構築された恐怖演出「ゲームの面白い記事読んでみない?」あなたの時間を奪う、読み応えたっぷりの記事をお届けします。
続きを読む »
アスキーゲーム:PS5/Steamでよみがえる『SILENT HILL 2』を世界最速試遊体験!ASCII.jp - ゲーム
続きを読む »