北米でコミックが爆発的人気 2021年売上は過去最高2800億円
(コミクロン)が共有したデータによると、北米のコミック出版は2020年から2021年にかけて60%増という前代未聞のペースで成長したことが明らかになった。売上高は過去最高を記録した2020年の12億8000万ドル(約1737億円)から約20億7500万ドル(約2816億円)へと飛躍した。定期刊行コミック、グラフィックノベル、デジタルコミックの総売上高としては過去最高で、ほぼすべての部門で大きく成長している。
2021年の売上高はコミック出版の歴史における過去最高額を上回るものだ。投機ブームのピークだった1993年には、インフレ調整後の売上高が16億ドル(約2171億円)を記録した。「高価な商品構成により、2021年は1950年代初頭の巨大な発行部数がもたらしたもの(こちらもインフレ調整済み)を上回る」とコミクロンのジョン・ジャクソン・ミラーは話す。過去10年間、売上の伸びは若年層を対象としたグラフィックノベルとコミックによってもたらされたが、これらはいずれも専門店ではなく主に書店を通じて販売されていた。その傾向は続いており、2021年にトレードブックチャネルで販売されたコミックは11億ドル(約1493億円)を超え、2019年に全チャネルで販売されたコミックの総額にほぼ匹敵している。
2021年は全体的に成長が見られた。ICv2社長のミルトン・グリープは、「すべての種類の小売業者において売上が増加した」と指摘する。「コミック専門店経由の売上は昨年比60%増、2019年比34%増で、運営を再開したブックフェアを含む書店チャネル経由の売上は81%増と驚異的なペースで伸びた。デジタルの伸びは鈍いものの、新型コロナウイルス感染症によって店舗が閉鎖された2020年は猛烈な伸びを記録した」
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
リモートワーク希望はわずか18% 技術系社員が望む働き方を実現する5つのポイント | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)人材革命が本格化し、不況が懸念されるなかでも、技術系社員は依然として高い需要がある。彼らは企業が必要とするスキルを持ち、簡単に仕事を変えることができる能力を持っている。多くの雇用主は、技術系社員はリモートワークを望んでおり、オフィスから離れ
続きを読む »
バイデン大統領はガソリン価格高騰を責任転嫁、海洋採掘禁止の意向を維持 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)ジョー・バイデン大統領が独立記念日の連休に向けてガソリン小売業者に送ったメッセージは、予想どおりあらゆる意味で対立的かつ非生産的だった。大統領府のツイッターアカウント担当者は7月2日に以下のメッセージを発信した。 My message to
続きを読む »
年間30日で1億円稼ぐカリスマの「先物取引売り一択」投資術 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)NISAやiDeCoの拡充、さらに「一億総株主」の提言がニュースを騒がせるなど、投資がより身近な存在になってきている。しかし、リスクを負いながら投資を生業としている投資家たちの入れ替わりは激しい。「『1日15分』の仕事で年収1億円超。新富裕
続きを読む »
日米同盟一本足打法、その未来は | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)中国外務省の趙立堅副報道局長は1日の記者会見で「日本は北大西洋条約機構(NATO)のアジア太平洋化の急先鋒」と批判した。岸田文雄首相がNATO首脳会議に出席し、NATOのインド太平洋地域への関与の強化を歓迎したことに反発した。日本政府関係者
続きを読む »