来年9月に開催される世界陸上東京大会を記念した「東京2025世界陸上ドリームリレー」が5日、国立競技場で行われた。女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)、男子100メートルのサニブラウ
ン・ハキーム(東レ)、男子走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)、女子中距離の田中希実(ニューバランス)が400メートルリレーに登場。小学生らと競走し、3走を務めた北口は「走ったら楽しくて、怪我せず走れてよかった」と笑顔を見せた。
アンカーはサニブラウンが走り、北口からの夢のバトンリレーも実現。この日、世界陸上のスペシャルアンバサダー就任が発表された俳優の織田裕二は「やっぱり才能がすごい。あんなにきれいなフォームで走ると思わなかった」と北口を絶賛。やり投げの五輪女王の潜在能力に「ぜひリレーも。ダブルエントリーでお願いします(笑い)」とまさかのオファーも飛びだした。 TBSで22年オレゴン大会まで世界陸上のメインキャスターを務めていた織田にとっては“復帰”の東京大会となる。34年ぶりに東京開催の世界陸上に「34年前、長嶋(茂雄)さんが『ヘイ、カール』っていう、あの印象しかない。それから34年たって東京で出来るということは、多分、これ(人生で)最後です」と感慨。チケットは約70万枚を想定している陸上の祭典に「一生に一度って考えたら、70万人じゃ足りないんじゃないかと。競技場、あと3万人くらい入るようにしないと足りないんじゃないかと思っています」と興奮気味に語った。
パリ五輪では、準決勝で9秒96をマークしながら決勝を逃したサニブラウン。「多分、人生で一番悔しいと感じた結果」と、世界陸上での雪辱を誓う。織田から「200メートルもやってほしいな」と期待をかけられると「おとなしく、200メートル走ります」と笑いも誘った。表彰台を目指す世界陸上へ「欧州の試合で、会場に入場するだけで鳥肌が立つ大会が数々あって。日本の皆さんの前で、そういう状況で試合が出来たら最高に気持ちいいと思うので。ぜひ、みなさんに足を運んで頂きたいと思います」と意気込んだ。
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