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加藤学園が2年連続2度目V、延長タイブレークで劇的勝利 エース小沢亨彦が10回を1失点完投

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加藤学園が2年連続2度目V、延長タイブレークで劇的勝利 エース小沢亨彦が10回を1失点完投
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<春季高校野球静岡大会:加藤学園2−1静岡>◇5日◇決勝◇草薙球場加藤学園が、静岡を延長タイブレークの末に2−1で振り切り、2年連続2度目の優勝を飾った。10回1死満塁の好機...

加藤学園が、静岡を延長タイブレークの末に2−1で振り切り、2年連続2度目の優勝を飾った。10回1死満塁の好機で、併殺崩れの間に主将の小室太陽外野手(3年)が二塁から生還。サヨナラ勝ちした。準優勝の静岡とともに出場する東海大会は、7日に組み合わせ抽選が行われ、18日に岐阜で開幕する。加藤学園が春連覇を決める1点をもぎ取った。頂上決戦は1−1のまま、無死一、二塁から始まる延長タイブレークに突入。10回表に静岡の攻撃を無得点に抑えると、その裏だった。1死満塁から屋海州内野手(3年)が放った打球は、遊撃手の前に転がった。それでも「とにかく全力で走った」と一塁へ激走。本塁併殺を阻止すると、二走の小室が一気に本塁を陥れた。 小室の観察眼が光った。直前のプレーも、二ゴロからの本塁併殺崩れ。さらにチームは、一塁への全力疾走を練習から徹底してきた。「前のプレーで(静岡の)石垣捕手が、際どいタイミングでも一塁へ投げた。屋は足もあって絶対に全力疾走をする。同じゴロなら、また崩れると思った」。50メートル6秒2の俊足を飛ばして迷わず頭から本塁に飛び込むと、球審の両手が広がった。狙い通り“ギャンブル”に成功した。 延長10回を1失点完投したエース右腕、小沢亨彦投手(3年)の力投にも報いる劇的勝利。次々とベンチを飛び出すナインにもみくちゃにされたヒーローは「足と走塁には自信がある。思惑通りだった」としてやったりの表情。泥だらけの顔に、白い歯が映えた。 接戦を制して栄冠を手にしたチームは、東海大会でも2連覇に挑む。準備期間は約2週間。小室主将は「自分たちは、実力があるわけではない。今日もミスがあった。もっと徹底できるようにしていきたい」。米山学監督(46)も「もう少し(バットを)振る力、ヒットを打てる力をつけていかないと。そこが、まだ足りない」と口元を引き締めた。夏につながる春の戦いは続く。浮かれず、準備を整える。【前田和哉】○…静岡は、6年ぶり12度目の春制覇を逃した。初回1死一、三塁から4番の和田琉汰内野手(3年)が左犠飛。幸先よく先制したが、後が続かなかった。投手陣が4人の継投で粘るも、援護できず。延長で力尽きた。それでも、チームは予選初戦負けした昨秋からの成長をしっかり示した。池田新之介監督(46)は「勝ちきれなかったことは残念だが、公式戦も多く経験できた。優勝と同じぐらい収穫はあった」と強調した。.

加藤学園が、静岡を延長タイブレークの末に2−1で振り切り、2年連続2度目の優勝を飾った。10回1死満塁の好機で、併殺崩れの間に主将の小室太陽外野手(3年)が二塁から生還。サヨナラ勝ちした。準優勝の静岡とともに出場する東海大会は、7日に組み合わせ抽選が行われ、18日に岐阜で開幕する。加藤学園が春連覇を決める1点をもぎ取った。頂上決戦は1−1のまま、無死一、二塁から始まる延長タイブレークに突入。10回表に静岡の攻撃を無得点に抑えると、その裏だった。1死満塁から屋海州内野手(3年)が放った打球は、遊撃手の前に転がった。それでも「とにかく全力で走った」と一塁へ激走。本塁併殺を阻止すると、二走の小室が一気に本塁を陥れた。 小室の観察眼が光った。直前のプレーも、二ゴロからの本塁併殺崩れ。さらにチームは、一塁への全力疾走を練習から徹底してきた。「前のプレーで(静岡の)石垣捕手が、際どいタイミングでも一塁へ投げた。屋は足もあって絶対に全力疾走をする。同じゴロなら、また崩れると思った」。50メートル6秒2の俊足を飛ばして迷わず頭から本塁に飛び込むと、球審の両手が広がった。狙い通り“ギャンブル”に成功した。 延長10回を1失点完投したエース右腕、小沢亨彦投手(3年)の力投にも報いる劇的勝利。次々とベンチを飛び出すナインにもみくちゃにされたヒーローは「足と走塁には自信がある。思惑通りだった」としてやったりの表情。泥だらけの顔に、白い歯が映えた。 接戦を制して栄冠を手にしたチームは、東海大会でも2連覇に挑む。準備期間は約2週間。小室主将は「自分たちは、実力があるわけではない。今日もミスがあった。もっと徹底できるようにしていきたい」。米山学監督(46)も「もう少し(バットを)振る力、ヒットを打てる力をつけていかないと。そこが、まだ足りない」と口元を引き締めた。夏につながる春の戦いは続く。浮かれず、準備を整える。【前田和哉】○…静岡は、6年ぶり12度目の春制覇を逃した。初回1死一、三塁から4番の和田琉汰内野手(3年)が左犠飛。幸先よく先制したが、後が続かなかった。投手陣が4人の継投で粘るも、援護できず。延長で力尽きた。それでも、チームは予選初戦負けした昨秋からの成長をしっかり示した。池田新之介監督(46)は「勝ちきれなかったことは残念だが、公式戦も多く経験できた。優勝と同じぐらい収穫はあった」と強調した。

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