9月1日にアップデートが発表され、先行注文が開始されたテスラ「モデル 3」。後輪駆動の「モデル 3 RWD」とデュアルモーターAWDの「モデル 3 ロングレンジ」の2種類がラインアップされ、価格は前者が561万3000円、後者が651万9000円。
モデル 3は2017年に発売され、2019年に日本導入。今回のアップデートは「運転への情熱」をコンセプトとして、これまでのモデル 3をベースとしながらも、内外装デザインをブラッシュアップさせるとともに、快適性と運転性能を向上させた。
ヘッドライトはシャープでスレンダーなデザインのウィングシェイプヘッドライトに変更。フロントの幅を広く見せるとともに、ライトの照射距離と照射幅の拡大により夜間走行時の安全性を向上させた。テールランプはワンピーステールランプとなり、シャープなC字型の洗練された形状となった。インテリアではモデル Sやモデル Xに近い、包み込むようなキャビンデザインを採用。ドアパネルからフロントウィンドウまで広がるアンビエントライトにより、リビングルームのような雰囲気を演出するとともに、すべてのガラスが2層アコースティックガラスとなり、キャビンの静粛性を高めた。 シートは包み込み性とサポート性が大幅に向上。さらにフロントシートにはシートベンチレーションが搭載され、Teslaアプリで事前にシートベンチレーションを作動させ、環境の温度に応じて風量を自動的に調整することもできる。モデル 3のボディサイズはRWD、ロングレンジともに4720×1850×1441mm(全長×全幅×全高)で、最低地上高は138mmを確保。RWDのシステム最高出力は194kW、システム最大トルクは340Nm、0-100km/h加速は6.1秒、航続距離はWLTPモードで513km。ロングレンジのシステム最高出力は331kWで、システム最大トルクは559Nm、0-100km/h加速は4.4秒、航続距離はWLTPモードで629kmとなる。なお、数値はすべて参考値となり、日本仕様とは異なるものもある。