7日の債券相場は下落が予想されている。米国で株価が回復しリスク回避の後退で長期金利が上昇したことや、日本銀行の内田真一副総裁の講演を控えてタカ派的な発言への警戒感が重しになりそうだ。一方で、日銀が予定する国債買い入れオペは相場の支えになるとの見方が出ている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、米株安やリスクオフ懸念が和らぎ米長期金利が10ベーシスポイント(bp)程度上昇したことで、売り優勢の展開とみる。現物債の流動性がかなり低く、値動きの大きい相場展開が続くとの見方も示した。 先物夜間取引で9月物は6日の日中取引終値比7銭高の144円97銭で終えた。 日銀の内田副総裁は7日、函館市で講演と記者会見を行う。7月の金融政策決定会合や植田和男総裁の記者会見では、経済・物価情勢が見通しに沿って推移すれば、引き続き政策金利を引き上げていく考えが示された。足元の株式相場の急落や為替市場での円高進行を受けて、こうした方針を修正する発言があるかが注目される。日銀買い入れオペ 東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト【米国市況】株反発、「売られ過ぎ」で押し目買い-ドル144円台前
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、米株安やリスクオフ懸念が和らぎ米長期金利が10ベーシスポイント(bp)程度上昇したことで、売り優勢の展開とみる。現物債の流動性がかなり低く、値動きの大きい相場展開が続くとの見方も示した。 先物夜間取引で9月物は6日の日中取引終値比7銭高の144円97銭で終えた。 日銀の内田副総裁は7日、函館市で講演と記者会見を行う。7月の金融政策決定会合や植田和男総裁の記者会見では、経済・物価情勢が見通しに沿って推移すれば、引き続き政策金利を引き上げていく考えが示された。足元の株式相場の急落や為替市場での円高進行を受けて、こうした方針を修正する発言があるかが注目される。日銀買い入れオペ 東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト【米国市況】株反発、「売られ過ぎ」で押し目買い-ドル144円台前
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
債券は下落か、日銀追加利上げ検討との報道ー先物夜間取引が大幅安31日の債券相場は下落が予想されている。日本銀行がこの日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%程度に引き上げる案を議論すると報じられ、先物が夜間取引で大幅安となった流れを引き継ぐ。
続きを読む »
債券は下落か、日銀利上げ姿勢で先物夜間取引が大幅安-10年入札警戒6日の債券相場は下落が予想されている。世界同時株安でリスク回避の流れが続く一方、日本銀行の利上げ姿勢も意識され、円債先物の夜間取引は大幅反落した。国債利回りの急低下で投資家需要の減少も懸念され、この日の10年国債入札に対する警戒感が高まっている。
続きを読む »
いよいよ第6波?オミクロン株、どのくらい心配すればいい?(松村 むつみ)かねてから流行が懸念されているオミクロン株だが、国内での発生が報告されている。一方で、新型コロナウイルスの国内の新規感染者数は増加を続け、ついに全国で2000人を突破した。 一方で、年末年始の帰省者旅行者の数は回復傾向と
続きを読む »
インドネシア中銀、政策金利を据え置き 準備率引き下げインドネシア中央銀行は20日、主要政策金利である7日物リバースレポ金利を6.00%に据え置いた。一方で、流動性拡大に向け銀行準備率を0.5%ポイント引き下げ、利...
続きを読む »