メインで行われたWBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチは王者の保田克也(大橋)が、同級3位プレスコ・カルコシア(フィリピン)に8回KO勝ちした。左ストレート一閃(いっせん)。「けっこう、が
っしり入った」と手応え十分のパンチに倒れた相手は何とか立ち上がろうとしたが、腰砕けになり10カウントとなった。
WBO同級9位と世界ランク入りしている保田は22年2月のノンタイトル8回戦で仲里周磨(オキナワ)に判定で敗れたが、再起してからは6連勝で2試合連続KO勝利。所属する大橋ジムの大橋秀行会長も「パンチもあるし、危ない相手だった」と強敵を下したまな弟子に目尻を下げた。 「自分は世界的な評価はそんなにない選手だと思ってるので、しっかり内容も求められる試合になると思う。しっかり倒して勝って、少しでもランキングを上げて次につなげたい」という試合前の目標通りの快勝だ。今後の具体的な目標として「世界ランク5位以内」を掲げた。 世界への道を切り開くために、「国内最強になりたい」という保田。「他団体のベルトを取らないといけない」と東洋太平洋王者の鈴木雅弘(角海老宝石)、日本王者の三代大訓(横浜光)をターゲットに掲げ、地域タイトル3冠を目指す。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「井上尚弥が世界最強」と断言! 英雄パッキャオが大論争のPFP1位にモンスターを指名ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(45=フィリピン)が、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)を「現役最強」と認めた。パ...
続きを読む »
小林豪己、3―0判定勝ちで地域タイトル初防衛 2月リング禍で亡くなった穴口一輝さんにささぐV1WBOアジアパシフィックミニマム級王者・小林豪己(25)=真正=が、サウスポーの挑戦者・ジョセフ・スマボン(22)=フィリピン=を3―0の判定で下し、初防衛に成功した。試合のダメージが原因で2月に死
続きを読む »
王者・藤田健児が左手首骨折しながら判定で初防衛に成功王者の藤田健児(帝拳)が、挑戦者の同級3位で無敗だったロデックス・ピアラ(フィリピン)に判定3―0で判定勝ちした。試合後は「8回で左手首骨折してしまって」と明かし、4ラウンドを右手一本でしのぎきって
続きを読む »
元警察官ボクサー井上彪、5戦目で初奪取ならず 王者バイソンに判定負け WBOアジアパシフィックLF級元警察官ボクサーの井上彪(たける、25)=六島=が、プロ5戦目で王座初挑戦もジェイソン・バイソン(25)=フィリピン=に判定0―3で敗れ、初黒星を喫した。通算成績は井上が4勝(2KO)1敗、初防衛に
続きを読む »