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何これっ? ビニール袋みたいな深海クラゲ 鮮明映像|ナショジオ|NIKKEI STYLE

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何これっ? ビニール袋みたいな深海クラゲ 鮮明映像|ナショジオ|NIKKEI STYLE
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まるでビニール袋みたいな深海クラゲです。ここまで鮮明な映像は貴重。クラゲの姿を見ていると、暑さを忘れて、なぜか癒やされるから不思議です。 ナショジオ nikkeistyle 多様性

深海には、ディープスタリアクラゲ(Deepstaria enigmatica)という触手を持たない巨大クラゲがいる。このクラゲは、メキシコ湾、インド洋、南極海の深さ900メートルの深海に生息する。詳しい研究は少なく、生態には謎が多い。その外見は大きなビニールのゴミ袋のようだ。薄くてもろい巨大な傘の表面には、交差し合う無数の管が網目模様のように張り巡らされている。今回は、謎が多いクラゲの姿を鮮明にとらえた貴重な映像をご紹介しよう。 生息域が900メートルの深海であることから、ディープスタリアクラゲの姿は簡単には見られない。過去には、体の一部が発見されたり、写真におさめられたり、潜水艇の窓から確認されたりして、どんなクラゲであるかまではわかっていた。 この映像は、海洋生物学者デビッド・グルーバー氏の研究チームが撮ったものだ。チームは、厚いガラスの球体に超高感度低光量カメラを入れクラゲを撮影した。調査の結果は、2018年5月11日付の科学ジャーナル「American Museum Novitates」に掲載されている。 「新しいテクノロジーのおかげで、真っ暗闇の中で深海生物のすぐそばで撮ることができました。生物発光を撮影するには、極めて高感度のカメラが必要です」と、グルーバー氏は語る。同氏は、ナショナル ジオグラフィックのエマージング・エクスプローラーで、ハーバード大学ラドクリフ研究所の研究員でもある。 2017年11月、グルーバー氏は、米ロードアイランド大学のエンジニア、ブレナン・フィリップス氏らとともにメキシコ沖のサンベネディクト島から調査船に乗り込み、外洋へ向かった。超高感度カメラを磨きガラスでできた直径33センチの球体に入れた。深海の高い水圧からカメラを守るためだ。地球の70%以上を覆い、生物圏の99%以上がすむと言われる海中で、ただでさえ見つけにくいディープスタリアクラゲを、研究者たちはあえて探して撮影したわけではない。偶然、クラゲがやってきたのだ。 初めてこの個体を見つけたとき、低光量カメラで10分近く後を追った。次に、明るさを調節できるLEDライトを、一番暗い設定にして、クラゲが傘の口を閉じる様子を観察できた。これは、触手のない体に推進力をつけているのか、獲物を捕らえるための行動と考えられている。撮影中、クラゲがカメラを守るガラスに近づいた。そのおかげで、体全体に走る網目状の消化管の組織構造を間近に観察できた。 うまく動画が撮れたのは、低光量の環境下で撮影できるカメラがあったからだ。このカメラなら、わずかな光量で鮮明に撮影できる。今回調査で使った方法は、これまで研究が難しかった、ほかの深海生物の調査への応用が期待されている。.

深海には、ディープスタリアクラゲ(Deepstaria enigmatica)という触手を持たない巨大クラゲがいる。このクラゲは、メキシコ湾、インド洋、南極海の深さ900メートルの深海に生息する。詳しい研究は少なく、生態には謎が多い。その外見は大きなビニールのゴミ袋のようだ。薄くてもろい巨大な傘の表面には、交差し合う無数の管が網目模様のように張り巡らされている。今回は、謎が多いクラゲの姿を鮮明にとらえた貴重な映像をご紹介しよう。 生息域が900メートルの深海であることから、ディープスタリアクラゲの姿は簡単には見られない。過去には、体の一部が発見されたり、写真におさめられたり、潜水艇の窓から確認されたりして、どんなクラゲであるかまではわかっていた。 この映像は、海洋生物学者デビッド・グルーバー氏の研究チームが撮ったものだ。チームは、厚いガラスの球体に超高感度低光量カメラを入れクラゲを撮影した。調査の結果は、2018年5月11日付の科学ジャーナル「American Museum Novitates」に掲載されている。 「新しいテクノロジーのおかげで、真っ暗闇の中で深海生物のすぐそばで撮ることができました。生物発光を撮影するには、極めて高感度のカメラが必要です」と、グルーバー氏は語る。同氏は、ナショナル ジオグラフィックのエマージング・エクスプローラーで、ハーバード大学ラドクリフ研究所の研究員でもある。 2017年11月、グルーバー氏は、米ロードアイランド大学のエンジニア、ブレナン・フィリップス氏らとともにメキシコ沖のサンベネディクト島から調査船に乗り込み、外洋へ向かった。超高感度カメラを磨きガラスでできた直径33センチの球体に入れた。深海の高い水圧からカメラを守るためだ。地球の70%以上を覆い、生物圏の99%以上がすむと言われる海中で、ただでさえ見つけにくいディープスタリアクラゲを、研究者たちはあえて探して撮影したわけではない。偶然、クラゲがやってきたのだ。 初めてこの個体を見つけたとき、低光量カメラで10分近く後を追った。次に、明るさを調節できるLEDライトを、一番暗い設定にして、クラゲが傘の口を閉じる様子を観察できた。これは、触手のない体に推進力をつけているのか、獲物を捕らえるための行動と考えられている。撮影中、クラゲがカメラを守るガラスに近づいた。そのおかげで、体全体に走る網目状の消化管の組織構造を間近に観察できた。 うまく動画が撮れたのは、低光量の環境下で撮影できるカメラがあったからだ。このカメラなら、わずかな光量で鮮明に撮影できる。今回調査で使った方法は、これまで研究が難しかった、ほかの深海生物の調査への応用が期待されている。

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