両足院の副住職・伊藤東凌が説く、瞑想や坐禅がもたらす効果とは？ 自身がプロデュースを手がけた「ノーガホテル 清水 京都」にあるメディテーションルームで話を訊いた。
五感に少しの間でも集中することで、感情は変わっていく 清水焼発祥の地・五条坂にあって、清水寺や祇園からも近い「ノーガホテル 清水
京都」。地域と深く繋がることを意識したホテルには、京都で受け継がれる伝統文化に触れる様々な体験が用意されている。そのひとつが、メディテーションルームでの瞑想体験だ。 総合プロデュースを務めたのは、両足院の副住職、伊藤東凌。「ここに求めたのは瞑想によるリラックスです。日本人の感覚だと、瞑想や坐禅と聞くとシビアな印象があるでしょう。けれど、ここは温もりがあって寝転びたくなる。初めての空間だけど、どこか懐かしさを感じる。それが第一印象で与えられたらと思いました」という。柔らかな丸みのある空間は、母体や胎内回帰を感じさせるもの。ゲストは音楽プログラムを聴き、香りに包まれながら30分ほどを座ったり寝転んだりと自由な姿勢で過ごす。...
伊藤東凌 / Toryo Ito 瞑想 坐禅 リトリート / Retreat
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