世界的利下げ祭り相場、海外勢の日本株買い鈍化の兆し

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世界的利下げ祭り相場、海外勢の日本株買い鈍化の兆し
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海外勢の日本株買いの勢いが鈍りつつある。代わって、日本人投資家が買いの主体になりつつある。海外勢頼みから自立できるか、お手並み拝見の様相だ。海外勢の買いが一服しているのは、日経平均4万円に高値恐怖症があるわけではない。ビッグマネーを受け入れるに足る規模の銘柄が少ないからだ。ここは、無理して日本株の追加的購入を急ぐ必要はあるまい、との判断で、海外勢マネーは欧米株に里帰りし始めた。日本株を暫時

おりから、世界的に株式市場は「利下げ祭りラリー」に沸いている。21日はスイス国立銀行まで「サプライズ利下げ」に踏み切った。筆者のスイス銀行同窓会仲間たちも、「青天の霹靂(へきれき)」だと驚きを隠さない。スイスはマイナス金利解除後、追加利上げで政策金利を1.

75%まで引き上げたところで、インフレ鎮静化などを理由に、利下げに動いたのだ。為替面では、チューリヒ筋に言わせれば、スイス国立銀行が、米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)が利下げを決定する前に、スイスが動くことで、自国通貨安を狙ったとされる。いっぽう、日銀は円安が想定外の速度で進行。為替介入が市場の話題になっている。百戦錬磨のヘッジファンドが、日本株買いに再参入するとき、日本株は外海の荒波にさらされる。もはや日銀の上場投資信託(ETF)買いが価格激動に歯止めをかけることは期待できない。日経平均は、激しい価格変動を伴い、水準を切り上げるであろう。豊島&アソシエイツ代表。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラー。チューリヒ、NYでの豊富な相場体験とヘッジファンド・欧米年金などの幅広いネットワークをもとに、独立系の立場から自由に分かりやすく経済市場動向を説く。株式・債券・外為・商品を総合的にカバー。日経マネー「豊島逸夫の世界経済の深層真理」を連載。

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