ルーキーの政田夢乃(なないろ生命)が4バーディー、1ボギーの3アンダー、69で回り、午前組の終了時点でトップと2打差の暫定7位と好スタートを切った。
10番から出ると、12番で2メートル、15番で3メートルのバーディー。後半の1番でボギーも、3番で1メートル、4番で7メートルを決め、連続バーディーで伸ばした。昨年11月のプロテストに5度目の挑戦で合格後、JLPGAの正会員としてはこの試合がレギュラーツアーの初戦。「推薦をいただいて出場できるようになったので、うれしい。1番(のボギー)以外は100点に近いゴルフができた」と初々しい表情で声を弾ませた。
古江彩佳らと同じ、2000年度生まれのミレニアム世代。21年にアマチュア資格を返上し、「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」に参戦していた。ルーキーイヤーの今季はQTランク147位で下部のステップアップツアーが主戦場となっている。 4戦目の前週、ツインフィールスレディース(16~18日、石川)で4位に入ると、20日に千葉で行われたアース・モンダミンカップの予選会を通過した。先週末にこの試合の推薦が急きょ決まると、地元の札幌市から母・美奈子さん(53)を石川に呼び寄せ、「石川~千葉~兵庫」の長距離を母が運転する車で移動した。 「QTランク的にレギュラーに出るのは難しい。ステップで優勝の目標を立てているが、推薦をいただいたので、レギュラーに出たら優勝目指して頑張りたい」と23歳。同じ北海道出身で同学年の阿部未悠が4月に初優勝したことも励みになっている。ラウンド後は50人近くのファン一人一人に丁寧にサインに応じ「ジュニア時代から応援してくださる方もいる。ありがたいです」と感謝した。
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