ルネサス社長、画一的賃上げに苦言 「意識変えたい」

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ルネサスエレクトロニクスの柴田英利社長は26日、日本の賃上げが画一的だとして苦言を呈した。「日本企業は『グローバル』と言う割に、賃上げの議論だけはすごくローカルだ」と指摘。「何年か後には日本企業の発想が変わると期待し、ルネサスが日本を誘導することに貢献したい」とし、古い慣習を見直して国際競争力を高めるべきだと訴えた。オンラインで開いた定時株主総会で質問に答えた。ルネサスは3月、例年4月に実施す

の柴田英利社長は26日、日本の賃上げが画一的だとして苦言を呈した。「日本企業は『グローバル』と言う割に、賃上げの議論だけはすごくローカルだ」と指摘。「何年か後には日本企業の発想が変わると期待し、ルネサスが日本を誘導することに貢献したい」とし、古い慣習を見直して国際競争力を高めるべきだと訴えた。柴田氏は「ベースアップなど日本以外ではほぼ聞かない。海外では事業環境が軟調な中で賃上げを実施することは考えられない」と述べた。ルネサスは約2万人の従業員のうち半分以上を外国人材が占め、売上高の大半も海外で稼いでいる。株主総会では取締役6人の選任案を可決するなどした。約9000億円を投じて買収する米ソフトウエア会社、アルティウムについても株主から質問が出た。アルティウムは半導体を製造せず、半導体を搭載する電子基板を設計開発している。ルネサスは2024年後半に同社を買収し半導体だけでなくソフト分野を強化する。

アルティウムについて柴田社長は「未来のキャッシュフローが大きく安定して伸びるため、買収額が大きくなるのは必然だ。長期的なシナジーと別に、数年以内に買収価格を正当化し十分なリターンを得られる」と説明した。 ルネサスは10年4月の発足後、M&A(合併・買収)で業績を拡大してきた。23年12月期は前身のNECエレクトロニクスが05年3月期に実施して以来、19年ぶりに復配した。総会では、四半期配当の実施を検討していることも明らかにした。

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