Maki Shiraki[東京 7日 ロイター] - マツダは7日、2024年3月期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前年比76.1%増の2500億円となる見通しで、従来の1800億円から700...
[東京 7日 ロイター] - マツダは7日、2024年3月期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前年比76.1%増の2500億円となる見通しで、従来の1800億円から700億円引き上げた。円安などの為替影響が798億円押し上げる。収益の良い米国を中心とした販売好調も寄与する。今期の前提為替レートは1ドル=140円(従来は128円)、1ユーロ=151円(同139円)に円安方向へ見直した。
営業利益率は前期の3.7%から5.2%に改善する見込み。会見した毛籠勝弘社長は「外形的には良い数字が出ているが、経営効率面では営業利益率を見てもまだまだ物足りない印象」と述べ、さらなる利益率改善を目指すとした。中国販売は24年4―9月期(上期)は8%減だったが、9月は前年同月比16%増、10月は同29%増となった。毛籠社長は、「CX-50」の貢献などが奏功し「底を打ったとみている」と指摘。現地パートナーと電動車をできるだけ早く投入し、「販売を立て直しつつ、現地工場の従業員をレイオフせず、しっかりと回す」と説明した。その上で「現在はそのボトムラインに対して少しプラスで動いている。私は(厳しい状況を)切り抜ける公算があり、自信を持って進めている」と話した。米国販売については、会見に同席したジェフリー・エイチ・ガイトンCFO(最高財務責任者)は10月は久しぶりに前年同月を下回ったとし、顧客が「高金利や支払額の上昇に直面し、高価格帯から低価格帯へのモデルにシフトしようとする人が増えており、それが10月に表面化した」との見方を示した。
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