２回戦と準決勝を行った。２回戦で札幌豊平ボーイズを下した札幌北広島ボーイズは、準決勝で旭川道北ボーイズに７―５の逆転勝ち。３番・丸山湊（２年）の適時三塁打などで最大５点差をひっくり返し、１１年ぶりの
優勝に王手をかけた。苫小牧ボーイズは、準決勝で旭川大雪ボーイズに２―１の逆転サヨナラ勝ち。２年ぶりの頂点へ前進した。
“あの経験”があったからこそ、諦めなかった。４回に一挙５点を奪われたが、相手投手が代わった５回に１点を返し、クライマックスは６回だ。無死からの４連打に敵失、暴投も重なり、一気に同点。さらに２死三塁では「勝負強さ」が持ち味という丸山が右越え三塁打を放ち、勝ち越しの走者を迎えた。 ７月の２年生大会。決勝リーグに勝ち進んだ札幌北広島は、旭川大雪戦で７回に追いつきドローに持ち込んだ。札幌戦でも７回に追いつき逆転サヨナラ勝ち。いずれも丸山の適時打などで最大３点差をひっくり返した。惜しくも得失点差で準優勝だったが、悔しさと同時に「自信にもなった」と丸山。劣勢をはね返す強さがあった。 今大会には戦力を均等に分けた２チームが参戦。一方のＢチームは２回戦で惜敗した。丸山は「自分たちは絶対に勝つ」と仲間の気持ちも背負って打席に立っていた。泉水信哉主将（２年）も「諦めるな！」とベンチで声を上げ続けた。一枚岩となって長短６安打を集中した６回のミラクル逆転劇。山田徹監督は「ラッキーなヒットや敵失もあったが、打線がつながってくれたのが大きかった」と目を細めた。（石井 睦）
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
【ボーイズリーグ】関西選抜、逆転サヨナラ＆コールド！大会３連覇へ視界良好や!！大会は、公益財団法人日本少年野球連盟（ボーイズリーグ）の５ブロック（東日本、中日本、関西、中四国、九州）に所属するチームの中から、各ブロックごとに選抜された選手らでチームを構成。中学生の部６チーム、
続きを読む »
札幌豊平が収穫の１敗…左腕・小野寺泰星が０封…中学硬式野球ファイターズ・チャンピオンシップＵ１５ボーイズリーグ、シニアリーグ、ポニーリーグの代表４チームが出場し、中学硬式野球の北海道ナンバーワンを争った。２年ぶりの優勝を目指した札幌豊平ボーイズは、初戦で札幌新琴似シニアと対戦。１―６で敗れたも
続きを読む »
ボーイズリーグ 札幌豊平が北海道勢対決制して初優勝…ＭＶＰは「４番・投手」の右腕・前川漣太郎◆ボーイズリーグ◇東商テクノ旗争奪第３回日本少年野球北海道大会▽決勝札幌手稲ボーイズ０−１１札幌豊平ボーイズ＝５回コールド＝（１１〜１２日、札幌円山ほか）札幌豊平が...
続きを読む »
佐倉リトルシニア マリーンズカップ2連覇 石塚キャプテン「最後の大会で優勝できて嬉しい」マリーンズカップ2024は千葉県内の中学硬式野球4リーグ（リトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグ）に所属する56チームによる交流大会であり、今回が… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト（www.sponichi.co.jp）。
続きを読む »
【ボーイズリーグ】広島選抜、ホストの意地じゃ！４点差追いつくドローで決勝Ｔ進出地元の広島選抜が、予選リーグ２試合を１勝１分けとし、Ｃ球場の予選２位で決勝トーナメント進出を決めた。
続きを読む »
【ボーイズリーグ】夏の選抜大会開幕！中学生の部広島選抜・西尾主将「誇りを持って、全力でプレーします」…鶴岡一人記念大会「第２４回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」（８月２２～２４日）の開会式が２２日、広島県呉市の鶴岡一人記念球場で行われた。
続きを読む »