プロボクシングのWBOアジア・パシフィック（AP）バンタム級王者の那須川天心（26）＝帝拳＝が、アスリートらによる社会貢献活動を表彰する「HEROsAWARD」を受賞し、16日に...
プロボクシングのWBOアジア・パシフィック（AP）バンタム級王者の那須川天心（26）＝帝拳＝が、アスリートらによる社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD」を受賞し、16日に東京・港区のグランドハイアット東京で行われた表彰式に出席。表彰式後に報道陣の取材に応じ、次戦は来年2月下旬で今年中か来年頭には発表されると明かした。「次回の試合は、那須川天心の実力がもろに分かる試合になる。そこを世間にしっかりと見せつけたいなと思います」
強敵との試合が内定していることを示唆し、次戦は2月下旬で「今年中か来年頭には発表になるかなと思っています」とした。10月14日に東京・有明アリーナで、WBOAP同級王座決定戦を闘い、WBOAP2位だったジェルウィン・アシロ（23）＝フィリピン＝に3−0の10回判定勝ち。ボクシング5戦目で初のタイトルを獲得した。2月下旬の次は6月に試合を計画しており、順調なら来秋の8戦目で世界初挑戦が予定されている。 既に次戦に向けて帝拳ジムのジムメートとのスパーリングを再開。前戦の課題克服に取り組んでいる。12月に米カリフォルニア州オックスナードの「ロベルト・ガルシア・ボクシング・アカデミー」でスパーリング中心の合宿を行う計画もあったが、「タイミングが合わず、予定も合わず」と日本で調整することになった。「でも米国に行ったからって、良い練習ができるってわけでもないと思うんで」と前向きに捉えていた。
今年を振り返って「去年よりレベルが上がった。だいぶアンチも減りましたし。『いよいよだな』って思ってもらえた一年になったと思う」とうなずいた。「来年はいよいよ勝負だと思いますので、1試合、1試合が本当に大事になってくる。しっかりクリアしたいなっていうのは思っていますね」と世界王座獲得に向けての勝負の年を見据えた。
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