ロシアのプーチン大統領は27日、軍パイロットとの会合で、ロシアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃する意図はないが、西側諸国がウクライナにF16戦闘機を供与したらロシア軍はそれを撃ち落とすとけん制した。
3月27日、ロシアのプーチン大統領は、軍パイロットとの会合で、西側諸国がウクライナにF16戦闘機を供与しても戦況は変わらないとしつつ、核兵器の搭載が可能であることを考慮しなければならないとの認識を示した。ロシアの複数の通信社が伝えた。写真はモスクワで19日撮影。提供写真(2024年 ロイター/Sputnik/Sergei Bobylev/Kremlin)
- 「これらの国に対して攻撃的な意図は持っていない」とし、「ポーランドやバルト三国、チェコも警戒しているが、ロシアが他の国を攻撃するという考えは全くのナンセンスだ」と指摘した。F16戦闘機は核兵器の搭載が可能であることを考慮しなければならないとし、「当然、第三国から使用されるのであれば、どこに配備されようとわれわれにとっては合法的な標的になる」と説明した。ベルギー、デンマーク、ノルウェー、オランダなどがF16の供与を表明。諸国連合がウクライナのパイロットにF16訓練を提供すると約束した。
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