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プレイバック決戦・記者が見た主席公選・知事選(12)2010年、普天間県外移設を主張 仲井真弘多氏・伊波洋一氏・金城竜郎氏 | プレイバック決戦・記者が見た主席公選・知事選 | 沖縄タイムス+プラス
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仲井真氏の本来の考えは「ベストは県外だが、普天間飛行場の危険性を除去するためには県内もやむなし」。方針を変えざるを得なかった背景は、09年の政権交代だ。こうなれば、通産官僚-沖縄電力と歩んだ仲井真氏の経済政策が際立つ。「県民所得全国中位へ」などの訴えが厚く支持され、県内11市のうち、伊波氏の地元宜野湾市を除く10市で得票数が上回る完勝を収めた。ただ、一枚岩は長く続かなかった。3年後の13年12月。仲井真氏は方針を翻し、新基地建設のための埋め立てを承認した。自民党県連もすでに容認へ転じていた。「戦後日本が高度経済成長にまい進できたのは、沖縄に基地負担を押しつけたおかげ」「基地と引き換えなら、振興策を拒否するくらいの気持ちだ」

仲井真氏の本来の考えは「ベストは県外だが、普天間飛行場の危険性を除去するためには県内もやむなし」。方針を変えざるを得なかった背景は、09年の政権交代だ。こうなれば、通産官僚-沖縄電力と歩んだ仲井真氏の経済政策が際立つ。「県民所得全国中位へ」などの訴えが厚く支持され、県内11市のうち、伊波氏の地元宜野湾市を除く10市で得票数が上回る完勝を収めた。ただ、一枚岩は長く続かなかった。3年後の13年12月。仲井真氏は方針を翻し、新基地建設のための埋め立てを承認した。自民党県連もすでに容認へ転じていた。「戦後日本が高度経済成長にまい進できたのは、沖縄に基地負担を押しつけたおかげ」「基地と引き換えなら、振興策を拒否するくらいの気持ちだ」

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