フォーミュラEのレース翌日、EV-GPで飯田章選手の参戦マシンである「トヨタ ミライ」で同じコースを走った寺田さん。環境へ配慮したクルマというイメージの強い電動車は、走りも堪能できるクールなモビリティだということを表現できたようだ。
公道を利用した国際 モータースポーツ は、すでにWRCのラリージャパンが愛知・岐阜で開催されていますが、今回初めてフォーミュラマシンが東京を走る フォーミュラE が開催されたことは、公道(ほぼ道なき道ですが)を走るダカールラリーに参戦していた私にとっても、とてもうれしかったです。
F1やスーパーフォーミュラといったレースを観戦する場合、サーキットまで観に行かなければなりません(ダカールだとさらに砂漠の中まで入らないと競技区間は観られません)。今回、フォーミュラEが東京ビッグサイト周辺で開催されたことは、有明アリーナにアーティストのライブに行ったり、有明スタジアムにジャパンオープンのテニスを観に行ったりするような感覚で、モータースポーツをより気軽に観られるいい機会になったと思います。 またモータースポーツの熱狂的なファンだけでなく、サッカーやラグビーのワールドカップのように、新しいものに触れたい好奇心旺盛な方々も多く来場されたようで、ワールドスポーツを東京で観戦できたことがなにより良かったと思います。
EV-GPの参戦マシンでフォーミュラEのコースをデモンストレーション走行できたことは、とても有意義だったと思います。ふだん街中でたまに見かけるテスラやミライが、フォーミュラEと同じコースを走ったことで、観客のなかには電動車は思っていたよりも速いと感じられた方も多かったようです。なので今回のフォーミュラE同様、もし公道でレースできれば、観客の皆さんに楽しんでいただきながら、公道の高速走行試験もできるので、電動車の信頼性、耐久性を高めることも意義のひとつであるEV-GPにはぴったりだと思います。今回、地元である江東区で開催されたフォーミュラEのコースを走れたことはとても貴重な体験でしたし、おそらく公用車のセンチュリーを除けば、本コースを走った唯一のトヨタ車をドライブでき、いい記念になりました。ありがとうございました。ダカールラリー参戦をはじめアフリカ、北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアと5大陸、50カ国以上をクルマで走り、クルマのある生活を現場で観てきたコラムニスト。愛車は2台のランドクルーザーに初代ミライを加え、FCEVに乗りながらモビリティーの未来を模索している。自身が日々、モビ
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