パラ聖火の種火、「日本スキー発祥の火」現存しません…説明記述を削除 パラリンピック
発祥の火は、オーストリアの軍人レルヒ少佐(1869~1945年)が1911年に上越市で行った、日本初の本格的なスキー指導から100年後の2011年1月12日、「日本スキー発祥記念館」がある市内の金谷山で、太陽光を集めて点火された。同課の串橋祥子課長は取材に対し、「燃料がなくなれば熱もなくなるが、スキー発祥の歴史への思いはずっと込めている。我々としては『思い』を継承してきたという認識だ」と説明した。こうしたイベントのたびに、同課職員が白金カイロに燃料を入れ、マッチやライターの火で再び発熱させていたという。種火としての使用は、大会の延期が決まる前の昨年2月にも発表されている。その際の県や市の発表資料には、「日本スキー発祥100周年を記念して2011年1月12日に採火された火」「日本スキー発祥記念館で継承されてきた既存の火」という記述があったが、今年3月の発表ではそうした記述がなくなった。
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