パックス・アメリカーナの終焉と力の支配の時代到来に対する懸念を表明。国際協調の困難化、核兵器拡散、戦争増加、民主主義・人権の弱体化、政商の台頭などを指摘。過去の覇権移行期の混乱を踏まえつつ、絶望せずできることを行う必要性を訴える。貧困問題における現実認識の重要性にも言及。
大変残念ですが、パックス・アメリカーナと法の支配が終わり、覇権国家なき力の支配の時代がくるのだと感じています。懸念は下記の通りです。 ・国際機関の弱体化で国際協調が困難に ・核・生化学兵器の拡散 ・大国の勢力圏争いの戦争増加 ・民主主義・人権擁護の弱体化とナショナリズム・部族主義の台頭 ・権力者との関係が事業成功を左右するため政商が増える ・国際的な取引が困難に ・道徳・倫理追求が困難に 覇権の移行期は数十年程度かかり、その期間は混乱と戦乱がありました。ですが、現代に同じことをすると人類の数割が死んでしまう可能性もあるので、絶望せず、できることをするしかないと思っています。 このグラフにもある通り、貧困率(=等価可処分所得が中央値の半分より低いこと)はこの20年くらい大して変わっていません。かつ、残念ながらこの30年間で日本の所得もほぼ横ばい・低下です。また、子どもの貧困の現場を20年以上訪問し続けていますが、ずっと前から低所得層の人々は存在し続けていた、というのが私が見てきたことです。 なので、何が新しいのか、正直よくわかりません。出現した、と感じるのであれば、それはこれまで現実を知らなかっただけではないでしょうか。コロンブスが「新」大陸を「発見」したというものに近い違和感があります。 こういうラベリングは扇情的なほど流行りますが、それでよいのでしょうか。.
大変残念ですが、パックス・アメリカーナと法の支配が終わり、覇権国家なき力の支配の時代がくるのだと感じています。懸念は下記の通りです。 ・国際機関の弱体化で国際協調が困難に ・核・生化学兵器の拡散 ・大国の勢力圏争いの戦争増加 ・民主主義・人権擁護の弱体化とナショナリズム・部族主義の台頭 ・権力者との関係が事業成功を左右するため政商が増える ・国際的な取引が困難に ・道徳・倫理追求が困難に 覇権の移行期は数十年程度かかり、その期間は混乱と戦乱がありました。ですが、現代に同じことをすると人類の数割が死んでしまう可能性もあるので、絶望せず、できることをするしかないと思っています。 このグラフにもある通り、貧困率(=等価可処分所得が中央値の半分より低いこと)はこの20年くらい大して変わっていません。かつ、残念ながらこの30年間で日本の所得もほぼ横ばい・低下です。また、子どもの貧困の現場を20年以上訪問し続けていますが、ずっと前から低所得層の人々は存在し続けていた、というのが私が見てきたことです。 なので、何が新しいのか、正直よくわかりません。出現した、と感じるのであれば、それはこれまで現実を知らなかっただけではないでしょうか。コロンブスが「新」大陸を「発見」したというものに近い違和感があります。 こういうラベリングは扇情的なほど流行りますが、それでよいのでしょうか。
