英銀バークレイズはＭ＆Ａ（企業の合併・買収）回復と株式資本市場の活性化の兆しを目にしている。業界全体で投資銀行事業の収入低迷が続いていただけに、歓迎すべき状況だ。
はＭ＆Ａ（企業の合併・買収）回復と株式資本市場の活性化の兆しを目にしている。業界全体で投資銀行事業の収入低迷が続いていただけに、歓迎すべき状況だ。
同行が12日主催した会議でＣ・Ｓ・べンカタクリシュナン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、各行が投資家のニーズにより沿った条件での融資に一段と前向きになっていると発言。投資家の資金は潤沢で、資産価格はより受け入れやすい水準に下落したと語った。 「水面下で動きがある」とした上で、「アヒルが猛烈に足をばたばたさせて進んでいるような状況だが、今後数カ月でどれだけ進むか確認することになる」と述べた。 同行の４－６月（第２四半期）決算では投資銀行事業の収入が15％減の４億7200万ポンド（約870億円）だった。助言手数料の45％落ち込みが響いた。業界はディールや資本市場の活動の長引く低迷を受け、人員削減に動いている。
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