ローマ教皇庁(バチカン)は3日、財務上の不正行為でイタリア人のジョバンニ・アンジェロ・ベッチウ枢機卿を含む計10人を訴追したとの声明を発表した。
訴追の罪名は、恐喝、汚職、詐欺、偽造、横領や権限乱用など。バチカンニュースによると、横領、職権乱用や汚職の罪に問われたベッチウ枢機卿(73)は自らの兄弟2人の事業に便宜を図るためバチカンの公金を悪用していた。教皇は2018年、ベッチウ氏を枢機卿や列聖省長官に任命していた。これ以前には11年から国務長官代理に就いていた。 バチカンニュースによると、同枢機卿らによる不正行為は慈善寄付金を個人的な利益を狙った極度にリスクの高い金融活動に差し向けた違法行為への調査で判明。これらの金融活動にはアフリカ・アンゴラでの化石燃料産業への投資が含まれる。この投資は2億米ドル以上になる可能性もある。.
訴追の罪名は、恐喝、汚職、詐欺、偽造、横領や権限乱用など。バチカンニュースによると、横領、職権乱用や汚職の罪に問われたベッチウ枢機卿(73)は自らの兄弟2人の事業に便宜を図るためバチカンの公金を悪用していた。教皇は2018年、ベッチウ氏を枢機卿や列聖省長官に任命していた。これ以前には11年から国務長官代理に就いていた。 バチカンニュースによると、同枢機卿らによる不正行為は慈善寄付金を個人的な利益を狙った極度にリスクの高い金融活動に差し向けた違法行為への調査で判明。これらの金融活動にはアフリカ・アンゴラでの化石燃料産業への投資が含まれる。この投資は2億米ドル以上になる可能性もある。このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む: