マンチェスター・シティはハーランドのPKで先制したが、フェイエノールトのパシャオンのヘディングシュートで追いつかれて、最終的に追いつかれた。アディショナルタイムではシティが必死の攻撃を見せたが、決勝ゴールは逃した。
最初の決定機は10分、左クロスが流れ、拾ったベルナルド・シルバの落としからアカンジがダイレクトで入れた右クロスを ハーランド が頭で合わせる。これがゴール左隅を捉えたが、GKヴェレンロイターが横っ飛びではじき出した。
さらに13分、ペナルティーエリア右でGKヴェレンロイターからのパスを奪ったB・シルバのクロスを、ゴール前のグリーリッシュがボレーで捉えるもDFに当たってゴール上へと外れる。23分にはペナルティーエリア手前でボールを受けたフォーデンが、鋭い反転から左足で狙うも、GKヴェレンロイターが素晴らしい反応ではじき出した。 押し込みながらもフェイエノールトの守護神ヴェレンロイターの牙城を崩せないシティだったが、41分に左CKをファーサイドのグヴァルディオルが頭で落とすと、反応したハーランドが蹴られる形となりシティにPKが与えらえる。このPKをハーランドが自ら沈め、シティが均衡を破った。週末にリヴァプールとの大一番を控えているシティは、68分にギュンドアン、アケ、フォーデンを下げてデ・ブライネ、シンプソン・ピュゼー、マカティーを投入。一方のフェイエノールトもエースのヒメネスが復帰を果たす。フェイエノールトの勢いは止まらず、89分には右サイドからの浮き球パスに抜け出したパイシャオンが、エリアを飛び出したGKエデルソンをヘディングでかわすと、ゴール前に上げたクロスをハンツコが無人のゴールに流し込み、土壇場でフェイエノールトが同点に追いついた。
アディショナルタイムの5分間で必死の攻めを見せたシティだが、最後まで決勝ゴールは奪えず。3-0のリードからまさかの3失点で追いつかれたシティは、公式戦の連敗こそストップさせたものの、勝ち点2を失う結果となってしまった。
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