「日本企業のソフトウエアエンジニアの採用選考は書類や人物評価が中心。スキルを評価していないので、入社後にミスマッチが生じてしまう」東京都港区の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」で2023年11月、スタートアップのハイヤールー(東京・渋谷)の高柴慶人最高執行責任者(COO)は聴衆を前に熱弁を振るった。人工知能(AI)関連スタートアップのピッチコンテスト「HONGO AI 2023」の一幕。計1
といった120社以上が導入している。クラウドサービスになっており、導入企業は、まず採用試験を受けに来たソフトウエアエンジニアに対してURLを送る。エンジニアはこのURLからサービスに入って試験を受ける。
これに対して日本企業はだいぶ改善されたものの、採用選考時にソフトウエアエンジニアのスキルや技術を確かめる試験を行わず、総合職や一般職の選考と同じように書類や面談によって判断している企業がまだ多いという。スキルや技術をよく確かめないまま採用すれば、実は自分たちが求めている水準に達していないエンジニアなどを雇ってしまうというミスマッチが生じやすくなる。 せっかく採用しても、すぐにやめられてしまっては企業にとっては損失が出るだけだ。別のアンケートでは「ミスマッチに関して、どれくらいのコストだと考えるか」という設問に対し、最多は「501万〜700万円」の22%。「301万〜500万円」の21.1%が続いた。
ライバルが多い中、ハイヤールーも海外展開を見据える。高柴氏は「後発だからこそ、対応している分野の幅広さや使い勝手などで優位性がある」と強調する。対話型AI「Chat(チャット)GPT」のように次々と生まれてくる新技術に対しても、ソフトウエアエンジニアに求められるスキルや技術がどのようなものかを分析。それを測れる試験問題を作成して対応している。現状では200問程度の問題を用意しており、毎月10問のペースで増やしているという。
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