力と力のぶつかり合いは、これほどまでに人を魅了するのか。敵地で大谷に飛んでいたブーイングが、一瞬でどよめきに変わる。3回2死一塁。スキーンズの6球目、100・1マイ… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
異次元の怪物対決は大谷に軍配!ドジャース・大谷翔平投手(29)が5日(日本時間6日)、敵地でのパイレーツ戦で最速164キロの大型新人ポール・スキーンズ投手(22)と初対決。第1打席は3球三振も、第2打席で100・1マイル(約161・1キロ)の剛球を打ち砕き、5試合ぶりとなる中越えの15号2ランを放った。大谷自身、100マイル超の投球を本塁打するのは初。全米が大注目の一戦で、日本選手最多を更新する27球場目での一発となった。
力と力のぶつかり合いは、これほどまでに人を魅了するのか。敵地で大谷に飛んでいたブーイングが、一瞬でどよめきに変わる。3回2死一塁。スキーンズの6球目、100・1マイル(約161・1キロ)を打ち砕いた。スイングスピードはメジャートップ級の80マイル(約129キロ)。やや詰まった打球が、剛球からの反発力も生かし中堅フェンスを越える。マウンド上の右腕は「やられた」とばかりに笑っていた。スキーンズ 力と力(big on big)の勝負と呼んでほしい。適切な球を投げたと思うが、脱帽しなければいけない。彼はとてもいい選手だ メジャー7年目、通算186本目の一発で100マイル(約160・9キロ)以上のボールを本塁打にしたのは初めて。右腕も100マイル超を長打されたのは初だったが、大谷は「そもそも100マイルを投げる投手が少ない。手応えはそんなに変わらないかな」。時速100マイル。マウンドからホームまでの18・44メートルの距離は、わずか0・41秒で到達する。まさに異次元の空間で、2人は一瞬の勝負をしていた。スキーンズ (勝負を)読みながら投げた。押し込めることを望んで(直球を)投げ続けたのがうまくいった。トラッキングシステムが導入された08年以降で、先発投手の「3球連続100マイル超で全て空振り」の3球三振はメジャー初だ。力と力、意地と意地のぶつかり合い。5回の右前打でマルチ安打と貫禄を見せた大谷は試合後、大学まで投手と捕手の二刀流だったスキーンズに向けて冗談交じりに言った。大リーグ公式サイトが「battle of Phenoms」(天才対決)と表現した、全米大注目のマッチアップ。次は8月に3連戦が待っている。(杉浦...
≪過去最速は98・5マイル≫大谷が本塁打した過去最速の投球はエンゼルスに在籍していた20年7月30日のマリナーズ戦で、アルタビーラが投じた98・5マイル(約158・5キロ)だった。過去に98マイル(約156・8キロ)台は計2度で、97マイル(約156・1キロ)台は計4度。なお、投手・大谷が過去に本塁打された最速は97・4マイル(約156・8キロ)が2度あり、うち1度は18年4月17日のレッドソックス戦でベッツ(現ドジャース)に被弾した。
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