Splunkはグローバル調査レポート「ダウンタイムの隠れたコスト(The Hidden Costs of Downtime)」を公開した。同調査から、ダウンタイムによる経済的損失とそれに関連した損害をもたらす複数の影響が明らかになった。
Splunkは2024年6月11日(現地時間)、グローバル調査レポート「ダウンタイムの隠れたコスト(The Hidden Costs of Downtime)」を公開した。同レポートは想定外のダウンタイムによる直接的なコストと隠れたコストに焦点を当てたもので、Oxford Economicsと共同で調査を実施した。
調査から、Forbes Global 2000企業のダウンタイムコストは総額で年間4000億ドルに達することが分かった。この他、デジタル環境で予期せぬ障害が発生すると、1社当たり年間利益の9%の損失が生じると判明した。Splunkによると、ダウンタイムは直接的な経済的損失に加えて、組織の投資価値やブランドイメージ、イノベーション力、顧客からの信頼を低下させ、長期的な悪影響を招くという。 イノベーションが停滞する: 調査対象のテクノロジー部門幹部の74%がダウンタイムによる製品リリースの遅れ、64%が開発者の生産性低下を経験した。サービスに問題が発生すると、チームは付加価値の高い業務から、ソフトウェアパッチの適用や事後検証への参加といった対応業務にシフトすることを強いられる
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