◤ダイヤモンドを証券化!?◢ コミック本から絵画まで、あらゆるものを証券化して分割保有させるフィンテック系のサービスが近年誕生している。 投資するなら愛着を持てる方がいいという考え方がヒットの理由!? 投資 フィンテック
同社は、ブラックストーンの元マネージングディレクターのダナ・オースランダーと、ファッション誌「ヴォーグ」と「グラマー」の元アクセサリー編集者で、シャネルの広報担当重役であるグレッチェン・ガンロック・フェントンによって設立された。Luxusは、希少な宝石の証券化に特化した初めてのフィンテックプラットフォームで、SEC(米国証券取引委員会)の承認が得られ次第、事業を開始する。
オースランダーは、ブラックストーンに7年間勤務した後、2008年にヘッジファンド、Harbinger Capital PartnersのマーケティングとIRの責任者に就任した。彼女は過去10年間、他のヘッジファンドのアドバイザーを務めながら、趣味で宝石の収集を手がけてきた。マンハッタンのアッパーイーストサイドに住む彼女は、そのことがきっかけで隣人のGunlocke Fentonと親しくなったという。Luxusは、ニューヨークのジュエリー専門店「Fred Leighton」と提携し、西オーストラリアのアーガイル鉱山で採掘された0.54カラットのダイヤモンドを取得した。「ファンシービビッド」と呼ばれるこのクラスのダイヤモンドは、2005年から2020年にかけて5倍以上、年利では11.5%値上がりしたという。
Luxusが提供するダイヤモンドへの投資は、高いリターンが期待できる一方、手数料が高額だ。Luxusは、少なくとも1年間は宝石を保有し、公募終了から18カ月~3年以内に大半の資産を売却することを想定している。目論見書によると、投資家はアーガイル産ダイヤモンドのマネジメントフィーとして0.75%を支払い、売却に際しては年率8%を超える利益に対して20%の成功報酬を支払う必要があるという。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ドラマ「おっさんずラブ」の香港リメイク版はなぜヒットしたのか | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)日本で大ヒットした作品が、海外でリメイクされても必ず成功するわけではありません。オリジナルの良さを活かせず、残念な結果に終わるケースもあります。リメイクの成功と失敗の分かれ目はいったいどこにあるのでしょうか。ドラマ「おっさんずラブ」香港版は
続きを読む »
マッシュルームレザーや海藻など「代替物」はファッションの主流になるか? | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)ステラ・マッカートニーやバレンシアガ、エルメスなどの高級ブランドが、ハンドバッグやシューズ、コートなどのアイテムに、マイセリウム(mycelium、菌糸体)レザーの採用を始めている。これは動物由来のレザーの代替となる素材で、きのこの根にあた
続きを読む »
ハイブリッド環境でコミュニケーションを育む5つの方法 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)現在の職場環境は、パンデミック以前とかなり変わってしまった。在宅勤務を続ける人は多いし、記録的な数の従業員が離職し続けている。おまけに、対面でのやり取りはZoomに取って代わられた。少なくともデジタルでは、かつてないほどつながっているとして
続きを読む »
作家・太宰治の誕生日は、彼の遺体が発見された日でもある 桜桃忌|6月19日 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)6月19日は「桜桃忌」。この日は、作家・太宰治の誕生日であり、彼の遺体が発見された日でもあります。太宰は1948年、先立つ6日前、自宅近くの玉川上水で入水しました。遺体となって発見されたのが6月19日、太宰にとっては39回目の誕生日となるは
続きを読む »
米国のインドアゴルフ人気 コロナ規制の緩和後も継続 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)米国では、新型コロナウイルスの流行が始まって以降、ゴルフ人気が高まり、ゴルフ場の予約がますます取りにくくなっている。ゴルフは、対人距離を保ちながら楽しめる理想的なアクティビティとなったが、その人気はコロナ関連の規制が解除された後も継続。ゴル
続きを読む »
南極は誰のもの? 「南極条約」ができた経緯 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)南極には、他ではみられない環境が広がっている。ほぼ全域が氷で覆われ、極度に乾燥し、温度が低く、風が強い。では、南極は誰の土地なのだろうか? その答えは一言で言えば、「誰のものでもない」だ。南極大陸の統治に関する紛争を解消するための「南極条約
続きを読む »