セレブとファンつなぐ「カメオ」 評価10億ドルに 4万人の著名人が利用する個別のメッセージ贈れるプラットフォーム
オンラインサービス「Cameo(カメオ)」を手掛ける米スタートアップ企業バロンアップの評価額が10億ドル(約1107億円)を突破した。カメオは著名人やコンテンツ制作者が自らのファン基盤を利用して収入を得る手助けをするプラットフォームで、前回の調達ラウンドの3倍に上る評価額はその市場の人気を物語っている。
バロンアップは30日、ベンチャーキャピタル(VC)ファンドのイー・ベンチャーズが主導する資金調達ラウンドで1億ドルを調達したことを明らかにした。新たな投資家として、ソフトバンクグループ(SBG)傘下のビジョン・ファンド2、米プロスケートボーダーのトニー・ホーク、米ユナイテッド・タレント・エージェンシー、アルファベットのベンチャーキャピタル(VC)部門GVなどが参加した。バロンアップは2019年に5000万ドルを調達し、約3億ドルの評価を受けていた。 カメオは4年前に開始された著名人がファンに個別の動画やメッセージを贈るサービス。五輪体操選手のガブリエル・ダグラスやショーン・スパイサー元米大統領報道官、ロック界のレジェンドのメリッサ・エスリッジ、米シンシナティ動植物園で人気のカバ「フィオナ」などのほか、米NBCテレビのコメディードラマ「ジ・オフィス」に出演していたブライアン・バウムガートナーや往年のポップ歌手ニール・セダカなど、現在は脚光を浴びていない多くの著名人が利用している。
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