セブン&アイを外為法上の「コア業種」に変更=財務省

ニューズウィーク日本版 ニュース

セブン&アイを外為法上の「コア業種」に変更=財務省
ニューズウィークNewsweekNewsweek Japan
  • 📰 Newsweek_JAPAN
  • ⏱ Reading Time:
  • 17 sec. here
  • 11 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 41%
  • Publisher: 51%

Ritsuko Shimizu[東京 13日 ロイター] - 財務省は13日、外資が日本企業へ投資する際に「外国為替及び外国貿易法(外為法)」の事前届出が必要かなどを判断するために作成している...

9月13日、財務省は外資が日本企業へ投資する際に「外国為替及び外国貿易法(外為法)」の事前届出が必要かなどを判断するために作成しているリストの改訂版を公表した。写真はセブン&アイ・ホールディングスのロゴ。2017年12月、都内で撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)[東京 13日 ロイター] - 財務省は13日、外資が日本企業へ投資する際に「外国為替及び外国貿易法(外為法)」の事前届出が必要かなどを判断するために作成しているリストの改訂版を公表した。カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けているセブン&アイ・ホールディングスは、指定業種のなかでも「コア業種」を営む企業群に変更された。

「事前届出該当性リスト」は、2020年5月に公表を開始し、改訂は6度目となる。今回の改訂は、コア業種に半導体製造関連機器や先端電⼦部品の製造業が追加されたことに伴うもの。財務省によると、海外投資家が投資する際の便宜のために作られているリストで、政府が何かの判断を行うものではないという。コア業種を含む企業かどうかは、事前届出が免除される基準に違いがあるが、経営権を取得・行使する場合にはコア業種を含むかどうかにかかわらず、事前届出が免除されることはない。クシュタールはセブン&アイの全株取得を提案しており、事前届出・審査が行われることになる。コア業種とされた事業の中でも、安全保障上リスクがあるかどうかの判断は、具体的な審査の中で行われていく。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

Newsweek_JAPAN /  🏆 131. in JP

ニューズウィーク Newsweek Newsweek Japan ニュース News 国際 ワールド 世界 経済

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

7&iは外為法上の「コア業種」に分類-財務省が最新リスト公表7&iは外為法上の「コア業種」に分類-財務省が最新リスト公表財務省が13日に発表した、海外資本が日本企業への買収や出資時に事前届け出の必要性があるかの判断に使う最新リストによると、セブン&アイ・ホールディングス(HD)は「コア業種」に分類となった。
続きを読む »

7&i、外為法でより厳しい「コア業種」への格上げを申請-関係者7&i、外為法でより厳しい「コア業種」への格上げを申請-関係者セブン&アイ・ホールディングス(HD)が政府に対し、「外国為替及び外国貿易法」(外為法)で最も規制が厳しい「コア業種」分類への格上げを申請したことが、関係者への取材で分かった。
続きを読む »

外資規制、買収防衛目的で利用する余地はない=財務省幹部外資規制、買収防衛目的で利用する余地はない=財務省幹部外資による日本企業への出資を規制する「外国為替及び外国貿易法(外為法)」に関して、財務省幹部はロイターに対し、買収防衛を目的に恣意的に利用される可能性を否定した。国内企業の経営権を取得する際の事前審査の手続きや内容は、対象企業の指定業種が「コア業種」か否かによって変わることはないという。
続きを読む »

カミナシ、製品名称を『カミナシ レポート』に変更。導入現場数は15,000箇所を突破カミナシ、製品名称を『カミナシ レポート』に変更。導入現場数は15,000箇所を突破カミナシ、製品名称を『カミナシ レポート』に変更。導入現場数は15,000箇所を突破 株式会社カミナシのプレスリリース
続きを読む »

[社説]セブン&アイ買収提案が迫る企業価値の向上[社説]セブン&アイ買収提案が迫る企業価値の向上セブン&アイ・ホールディングス(HD)がカナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けた。セブン&アイは社外取締役で構成する特別委員会で提案の妥当性を精査し、取締役会が受け入れの是非を判断する。一連の手続きで重要な役割を果たすのは、取締役会、特に株主の代弁者である社外取締役だ。企業価値を適切に反映し、株主に利益をもたらす提案かどうか、厳正に検
続きを読む »

セブン&アイ、買収に賛同せず カナダ大手に書簡、攻防長期化へセブン&アイ、買収に賛同せず カナダ大手に書簡、攻防長期化へセブン&アイ・ホールディングスは6日、カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールに対し、同社による買収提案に賛同できないと回答した。提示された買収額が低く、「企業価値を著しく過小評価している」との書簡を送った。セブン&アイ関係者は「今後もボールの投げ合いは続く」とみており、国内コンビニ最大手を巡る巨額買収劇は長期化しそうだ。
続きを読む »



Render Time: 2025-04-26 00:22:44