韓国映画には、アルツハイマー症の元連続殺人犯を主人公にした「殺人者の記憶法」(18年)という傑作があるが、今回もこの病が作品の入り口になっている。「復讐の記憶… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
2023年9月4日7時0分韓国映画には、アルツハイマー症の元連続殺人犯を主人公にした「殺人者の記憶法」(18年)という傑作があるが、今回もこの病が作品の入り口になっている。年齢によって記憶が長くは続かないと悟ると、練り上げてきた殺人計画の実行を決意する。いわば認知症が連続殺人ゴーサインを出すことになる。
主演は「千の顔を持つ男」の異名で呼ばれる巧者イ・ソンミン(55)。撮影の度に4時間かけたという特殊メークで80代の顔になり、スローモーな老人アクションを披露している。後期高齢者も必死になれば、ここまではできるだろうという不思議な説得力がある。 バイト先の同僚である20代の青年とのバディのような関係が見どころの1つで、韓国版「ジョゼと虎と魚たち」(20年)のナム・シュヒョク(29)がこの青年を演じ、心ならずも「運転手」として老人の移動や逃走を手助けすることになる。 トム・クルーズが殺し屋にふんした「コラテラル」(04年)で、否応なく協力者にさせられてしまうジェイミー・フォックスの良心的なタクシー運転手のような役回りで、187センチの高身長にシュッとした細面が、ソンミンの成り切り老人との凸凹コンビを印象づける。「華麗なるリベンジ」(16年)でデビューしたイ・イルヒョン監督は、カナダ=ドイツ合作「手紙は憶えている」(15年)を下敷きに「戦争の悲劇」を欧州から韓国に巧みに置き換えている。
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