スズキ「ハスラー」が売れている。2024年1月の軽自動車の販売台数では、ホンダ「N-BOX」、スズキ「スペーシア」に続いて3位にランクインした。なぜハスラーはここまでヒットしているのだろうか。
2013年の東京モーターショーで初披露され、初代モデルが2014年1月より発売開始となったスズキ「ハスラー」。ベースとなっているのは、同社の売れ筋軽トールワゴン「ワゴンR」だ。そこに丸型ヘッドランプ、大径タイヤ、高い車高などのクロスオーバーSUVの要素を融合させ、ハスラーは誕生した。
かつてスズキには、「Kei」というクロスオーバーSUV風のハイトワゴンが存在した。残念ながら2009年に生産終了となったが、スズキは乗用車感覚の軽クロスオーバーSUVの潜在的な需要はあるとして、ハスラーの企画を検討開始。ジムニーのような本格的なクロカンSUVではなく、ライトなSUVユーザーを想定して開発したことが、市場の需要とピッタリとハマり、初代ハスラーは大ヒット。発売前から事前予約が殺到し、一時は生産が追い付かないほどの人気ぶりだった。 このハスラーの最大のライバルといえば、ダイハツの「タフト」だろう。タフトもまた、「日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽クロスオーバーSUV」をコンセプトとしており、オフロード風デザインのオンロードSUVだ。
タフトをじっと見ていると、なんとなく「HUMMER H2」や「H3」が思い起こされるのは、筆者だけではないだろう。ボディの大きさは全然違うが、極端に角ばったデザインや、大きく張り出した前後フェンダー、垂直に立ち上がったフロントウィンドウ、サイドウインドウの天地高の狭さ、そしてタフトの特徴である大きなガラスルーフなど、まさに軽サイズにしたHUMMERだ。ハスラーの丸みを帯びた愛嬌あるデザインとは異なり、やんちゃを好むような若者にも人気が出ているという。
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