3月5日（現地時間）の朝、シャネル（CHANEL）の2024-25年秋冬コレクションショーに先駆けてサプライズ上映された短編映画が、拍手喝采を巻き起こした。メゾンのアイコンバッグ「11.22」を主役に据え、ペネロペ・クルスとブラッド・ピットという2人のアカデミー賞受賞俳優が競演を果たしたこの作品について、クルス本人が振り返る。
シャネル（CHANEL）のようなトップメゾンであっても、コレクションのファーストルックが登場する前に拍手喝采を浴びることはそうそうない。しかし3月5日（現地時間）の朝、2024-25年秋冬 プレタポルテ コレクションのショーを控えたランウェイでは、まさにそんなことが起こった。 それもそのはず、ペネロペ・クルスとブラッド・ピットという2人のアカデミー賞受賞俳優を起用した短編映画がサプライズ上映されたのだ。 クロード・ルルーシュ監督による名作『男と女』（1966）へオマージュを捧げ、写真家デュオのイネス・ヴァン・ラムスウィールド＆ヴィノード・マタディンが監督したこの作品の主役に据えられているのは、シャネルのアイコンバッグ「11.
12」バッグについて、ヴィルジニー・ヴィアールはこう語った。「それは夢を刺激し、夢を見させる『欲望の対象』です。その手触り、その作り、その映画的な次元に魅了されるのです」 残念ながら、ピットはF1レースを題材にした長編映画の撮影のため今回の上映に出席することはできなかったが、シャネルの長年のアンバサダーでもあるクルスは駆けつけることができた。ここからは、彼女本人がこの“最新作”について語った言葉を紹介しよう。 ──最新作の上映が終わりましたね。観客たちから盛大な拍手が送られました。...
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