シティグループのエコノミストは、米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月の会合で政策金利を50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げると予想。従来想定の25bpから上方修正した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が7日の議会証言でタカ派的な発言をしたことを受けたもので、ゴールドマン・サックス・グループも同様に予想を引き上げている。
のエコノミストは、米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月の会合で政策金利を50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げると予想。従来想定の25bpから上方修正した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が7日の議会証言でタカ派的な発言をしたことを受けたもので、 パウエル議長は7日、金融当局として政策金利を従来の想定より高い水準に引き上げる公算が大きいとしたほか、必要であれば利上げペースを加速させる用意があると述べた。議長は2月には利上げペースを落とす可能性を示唆していたが、この日は積極的な引き締め姿勢を示した。 FOMCは3月21、22両日の会合後に最新のドットプロット(金利予測分布図)を公表する。昨年12月時点でのピーク予測中央値は5-5.
25%だった。しかし、1月のデータは予想を上回り、パウエル氏はこれについて金利が最終的に到達する水準が従来想定を上回る可能性が高いことを示唆していると警告した。 アンドルー・ホレンホースト、ベロニカ・クラーク両氏らシティのエコノミストは「パウエル氏が50bpの選択肢を維持しつつも、25bpへの支持を示唆していたのであれば、市場は数bp上方修正していただろう」と記述。「しかしパウエル氏はもっとタカ派的で、データが『全体として』より大幅な利上げの正当性を示唆するならば、50bp引き上げるとの考えを支持した」と続けた。 「25bpの利上げが7月まで、あるいはそれ以降も続く場合や、データがあまりに強いためFOMCが50bpの利上げペースをより長期にわたって維持する場合には、政策金利はさらに高くなるリスクがある」と記した。
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